2009年3月1日日曜日

青谷梅林

芳しい香りにより観梅客を魅了
梅林の大パノラマ京都府城陽市青谷梅林は、青谷地区東方の丘陵地を占め、天の山を中心として北の播磨崎・堂山・南の石神・百間場にわたってあり、さらに青谷川をへだててその南の大谷・白坂に及んでおり老樹古木をまじえて数万本の梅樹が群生していたと伝えられている。鎌倉時代の末期から梅林があったといわれている歴史のある青谷梅林へ行った。20日に自家用車で訪れたが会場が分らず帰ったが…もう一度、アタックした!
近鉄電車で大久保駅到着、バス乗り場を駅員に聞くが、この時間はバスの発着が無い! よわった…困り果てていると、駅員はJRの「新田」駅への乗り継ぎを教えてくれ駅へのメモを渡しくれた。ものの5分位の近距離だが道を通行人に聞いてやっと駅に辿り着いた! 山城青谷駅前にて案内図
梅林から山城青谷の郷山城青谷駅には14時に到着した。
親子連れや恋人カップル・中老年夫婦の梅見物の人々が歩いていた。帰り連れの中年夫婦では「久し振りに運動したゎ…」と旦那に話しかける奥さんもいる。
まだ、メーン会場はもうすこし先だ、緩い上り坂が続く…一面、あたりは梅林になった!「梅まつり」ムード提灯も
梅の木にメジロが数羽戯れていた「春は城陽から」をキャッチフレーズに東部丘陵地の青谷梅林では「梅まつり」の多彩な行事が繰り広げていた。梅林一帯は約一万本の白梅が咲き誇り、青谷は大きな白布を広げたように白一色となり、どこまでも梅の香りにつつまれていた。
「梅まつり」期間中は中中山の梅林約1haが開放され入園自由となる。
連日、売店などが設置され、温かいうどんなどの軽食や特産品、花苗などの販売していた。毎週日曜日には餅つき大会を開催、つきたてのお餅が来場客に振る舞われるという。
起源はあきらかではないが、後醍醐天皇の皇子宗良親王の歌に風かよふ 綴喜の里の 梅が香を 空にへだつる 中垣ぞなきとあることから鎌倉末期ごろにはすでにあったことが知られている。また徳川時代には淀藩から梅樹栽培の奨励を受け、大いに植樹されたと伝えられる。明治23年(1890)伏見宮文秀女王が来臨され青谷の 梅咲きたりとここかしこ 人まち顔に 鶯の鳴くとうたわれた。およそ20haの面積に府内随一・約1万本の梅が花を咲かせ、芳しい香りにより観梅客を魅了している。入園自由開放し一休み
売店などが設置され軽食や特産品が販売されていた「生産梅林」として収穫され主な品種は城州白(梅菓子・梅干用等)、白加賀(梅酒用)、オタフク、ダルマ(小梅)青軸・鶯宿・玉英などがある。毎年6月から7月にかけて約120~130トンが収穫される。天神さま
青谷梅林では「梅まつり」明治33年(1900)青谷梅林保勝会を設立して梅林の保護と宣伝につとめてから、花見客は多くなり名勝地となった。城陽市は昭和47年10月に梅を市の木に制定された。徒歩で山城・青谷梅林を散策、 ほんのりと漂う甘い香りと美しさを競い合う梅の木にメジロが数羽戯れていた!ホ~ホケキョ~の「鴬」の一声も聞けた!
神社にお礼の参詣も行い帰った。
もう春が近い!

青谷梅林交通
JR奈良線 京都⇔山城青谷(梅林まで徒歩20分)
近鉄京都線 京都⇔大久保
近鉄大久保から京阪宇治バス(国立病院行き)
 「中村」下車(バス15分)  徒歩12分
京阪宇治バス(時刻表)

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