櫛まつりは今年で第59回を迎え、境内の久志塚前に42名の女性が勢揃いし、奉納された櫛を供え、宮司が祝詞を奏上し供養を行い法要が営まれた。
境内にある櫛塚(久志塚)は、女性の命とも言われる髪の美しさを引き立てる櫛が祀られている。
昭和36(1961)年9月、「櫛に感謝する心を・・・」ということから、多くの美容家たちによって櫛供養が行われたのが始まりである。
本殿前の拝殿では「奉納 舞踊 黒髪」の披露となった。
そして現代の舞妓さんまでのさまざまな時代の髪型に基づき、地毛で結い上げ、髪形、衣装の説明と解説も付け加えた。
拝殿の舞台では着付けと結髪の正しい伝承を目的に、それぞれ各時代の風俗の髪形と装束に扮した42人の着物姿の女性らがゆったりと優雅なときを刻んでいた。
櫛まつり髪形と行列の模様はお送りする。(9/23撮影)
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