2019年9月28日土曜日

嵯峨野 遍照寺のコスモス

26日早朝、市バスを3つ乗り換えて、嵯峨野のヒガンバナに行く途中、コスモスが咲いているので立ち寄った。
遍照寺は十世紀末(989年)平安時代中期、寛平法皇(宇多天皇)の孫、寛朝僧正が広沢池畔の山荘を寺院にしたものである。
嵯峨富士と云われる端麗な遍照寺山を映す広沢池には金色の観世音菩薩を祀る観音島があったという。
池畔には多宝塔、釣殿等、数々の堂宇が並ぶ広大な寺院であった。
応仁の乱で廃墟と化したが、奇跡的に難を逃れ、赤不動明王と十一面観音は草堂に移され、文政13年舜乗律師により復興されたという。
昭和に収蔵庫、護摩堂、平成9年客殿、庫裡を建立し現在になった。(9/26撮影)

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