2018年6月26日火曜日

京都薬用植物園 初夏の特別見学会

25日、梅雨だというのに昨日、今日も34℃、照付けるなか左京区の京都薬用植物園「初夏の特別見学会」に行って薬用植物のお話を聞いた。
某薬品メーカーが1933年(昭和8)に京都薬草園として開園し、薬用植物園は民間行なっているもので年三・四回(初春・初夏・初秋)の特別公開を行なっている。
シソ科の「タイマツバナ」は通経・強壮によいという。カルドンにチョウがやって来た!
ナデシコ科の「ザボンソウ」は根茎に、去痰・利尿・緩下があるという。フウロソウ科に「ニオイテンジクアオイ」は、全草、鎮痛。
アオイ科の「ウスベニアオイ」は利尿・緩下、シソ科の「オニサルビア」は、全草に鎮痙、通経作用などがある。
シソ科の「センソウ」にカマキリがとまっていて、「セイヨウワザビ」にはモンシロチョウだった!

バラ科の「セイヨウナツユキソウ」は、葉に消炎・鎮痛がある、ナス科の「ホウズキ」は根茎に鎮咳・利尿・解熱作用がある。
シソ科の「カッコウソウ」は全草、鎮痛によい。 シソ科の「チョロギ」は、滋養強壮に用いられる。
キク科の「ノコギリソウ」は全草、健胃、強壮、止血、鎮痛、小さな花が咲いて、葉が甘っかった。
アカネ科の「カギガズラ」は、トゲに痙攣発作、めまいなどを改善される目的で配合されている。
ナス科の「クコ」の花、シソ科の「タンジン」は、根に鎮痛・鎮静・強壮がある。
ショウガ科の「ウコン」は健胃(内服)、鎮痛(外用)として中黄膏に配合されている、「ガジュツ」は胃腸薬に利用されている。
キョウチクトウ科の「ニオイキンリュウカ」は、種子に解毒(蛇毒)がある。中国南部のショウガ科の「リョウキョウ」は、胃痛、消化不良がよい。
ビャクダンはお香の原料として用いられる。インドのウルシ科の「マンゴー」は、鎮咳、健胃作用。
マメ科の「タイワンコマツナギ」は、茎葉に解熱、消炎作用がある。チョウセンニンジンの花。
京都薬用植物園の初夏の特別見学会でした。(6/25撮影)

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