桜吹雪の立本寺（りゅうほんじ）

日蓮宗本山・立本寺は別名・北野の鬼子母神（きしぼじん）さんと親しまれている。当寺山門と境内では紅しだれ桜とソメイヨシノが咲き乱れて花吹雪の満開である。

通称「千本出水」にほど近い地に建つ立本寺は、具足山（ぐそくざん）と号し境内は子どもたちが通学路の通り抜けるなど地域の人達に溶け込んだ寺院という。　

広い境内には本堂、刹堂（せつどう、鬼子母神堂）、妙見堂、客殿、鐘楼等が建ち並んでいる。

西から南へ広がる庭園は40本ほどのソメイヨシノ、ヤマザクラ、紅枝垂れ桜などが美しく咲き揃い「隠れた桜の穴場」といわれている。

境内には人影も少なく綺麗なソメイヨシノが咲いていた。

桜の花が春風にハラハラと靡く光景がとても美しかった。

今日は安産・子育て守護の御利益がいただける「子安鬼子母神」前の桜舞散る中でご結婚されたのか記念写真を撮影していた。

当山の境内の刹堂（せつどう）には日蓮宗の守護神である鬼子母神と十羅刹女（じゅうらせつにょ）が祀られている。

また境内墓地には吉野太夫を見受けした灰屋紹益や石田三成の軍師、島左近らの墓がある。成願寺の紅枝垂れ桜につづく・・・。（4/9撮影）

＜桜吹雪の立本寺＞ 

住所：京都市上京区七本松通仁和寺街道上る一番町107 

電話：075-461-6516 

拝観：境内自由 

交通：市バス「千本中立売」下車、西へ徒歩約10分 　　　

　　　  または市バス「上七軒」下車、南へ徒歩約10分