2014年4月13日日曜日

伏見 長建寺のしだれ桜

長建寺は真言宗醍醐派の東光山と号する寺院で、1699(元禄12)年に深草大亀谷の即成就院から塔頭の多聞院(たもんいん)を分離して創建された。 赤い竜宮門の長建寺は、地元の方々から「島の弁天さん」と呼ばれて親しまれている。
竜宮門の下で桜と赤い弁財天。
赤い竜宮門の長建寺は、地元の方々から「島の弁天さん」と呼ばれて親しまれている。 寺名は、中書島を開拓した伏見奉行・建部内匠頭政宇(たつべたくみのかみまさのき)の長寿息災を願う意味で建部の一字の「建」をとって名付けられたという。
ソメイヨシノの桜。
長建寺は真言宗醍醐派で寺名は、建部の一字の「建」をとって名付けられた。宇治川派流の壕川沿いにあり、しだれ桜が美しく、境内全体が桜に彩られ大勢の花見客で賑っていた。   
伏見では知られた桜の名所である。本尊は鎌倉時代後期に作られた「八臂辨財天(はっぴべんざいてん)」で12年に一度の巳年にだけ開帳される秘仏、蛇の化身を従えて八本の腕を持つ珍しいお姿の弁天さんという。
青空の下、桜が微笑んでいた。
境内には椿の何種類もあった!以前は7月第四日曜日の夜に、淀川にくり出す舟渡御(ふなとぎょ)が盛大に行われていたが63年も経った今、復活して欲しいものだと思った。
樹齢70年のしだれ桜。特に正月と節分祭は、醍醐派修験道の柴燈(さいとう)大護摩修行が執り行われ、桜満開の春には十石舟の乗り場も重なり多くの参拝者で賑わっている。
壕川沿い、満開の桜と京阪電車。
境内の中から撮った赤い竜宮門。長建寺の境内へは京阪電車でお参りしたが、壕川沿いにあって寺田屋など酒蔵や十石舟の乗り場があって便利もよい。
十石舟の乗り場、出発した。
壕川沿いの寺田屋や酒蔵などがある。壕川沿いにあって長建寺の桜と十石舟の乗り場や桜の中を電車が通過するのみた。深草の瑞光寺しだれ桜につづく・・・。(4/1撮影)
<長建寺のしだれ桜>
住所:京都市伏見区東柳町511
拝観:午前9時より午後4時まで
境内:自由
交通:京阪電車「中書島」駅下車、北東へ徒歩約5分
  ※中書島駅は特急も停車する

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