2014年3月1日土曜日

ザゼンソウ群生地 高島市

昨日(28日)、滋賀県近江今津町弘川の湿原に群生している「ザゼンソウ(座禅草)」を観賞しに行った。ザゼンソウは、琵琶湖北西に春の訪れを告げる植物としても有名である。
ザゼンソウの説明。
竹林をくぐると、そこは「ザゼンソウ」の群生地だった。湖西線で近江今津駅から小浜行きのJRバスに乗車、商店街の中を走り国道303号若狭街道を通り四つ目の「ざぜんそう前」停留所まで約7分、国道を横断しすぐ傍の竹林に入り、「ザゼンソウ群生地」に到着した。
湿原に木製の橋が渡してあって観る人はザゼンソウを楽しんだ。
竹林とザゼンソウ。今津のザゼンソウは湿原に約3000株が群生していて、別名「ダルマソウ」とも呼ばれ多年草で、僧侶が座禅を組んでる姿に似ていることから「座禅草」と名付けられた。
ザゼンソウは高さは10~20cmでサトイモ科の植物。別名「ダルマソウ」とも呼ばれ多年草という。高さは10~20cmでサトイモ科の植物で2~3月に褐紫色の包に包まれた花を咲かしている。
33年前、今津中学校の生徒が理科授業の発見した!
民家も建ち並んでいる竹林の湿原帯に自生していたという珍しい植物は、今から33年前、今津中学校の生徒が理科授業の観察時に発見したという。
30度近くまで発熱する不思議な植物で、外気温がマイナスに下がっても肉穂花序(にくすいかじょ)は25度近くに保たれる。
特定群落に選定され、ここの湿地には約3000株あるという。その後大切に保護され、環境省「自然環境保全地区基礎調査」の特定群落に選定され、滋賀県「緑地環境保全地区」に指定されている。
水芭蕉も同じサトイモ科の種類、馴染みが無いザゼンソウ。
ダルマさんに好く似ていますね!この珍しいザゼンソウは花を咲かせる際、30度近くまで発熱する不思議な植物で、外気温がマイナスに下がっても肉穂花序(にくすいかじょ)は25度近くに保たれる。
ことしは雪が多く降って、パネル写真は昨年の1/31。2/28のザゼンソウ群生地。ことしも周囲の雪を融かしているザゼンソウの姿を観るのは叶わなかったが、その分、たくさんのザゼンソウが現れて見る人々を楽しませていた。
<今津ザゼンソウ群生地>
ザゼンソウ群生地 無料
住 所:滋賀県高島市今津町弘川
電 話:0740-22-2108 (びわ湖高島観光協会今津支所)
交 通:湖西線JR近江今津駅下車     
          JR小浜行きバス「ざぜん草前」下車徒歩すぐ
駐車場:有り

0 件のコメント: