2013年12月23日月曜日

かぼちゃ大師供養(不思議不動院)

22日、冬至の日にカボチャを食べると“中風除けやぼけ封じ”によいという風習から、無病息災の祈祷法要がある不思議不動院に出かけた。左大文字の麓にある「大北山 大宝寺 不思議不動院」は冬至の日にカボチャ焚きが振舞われた。
かぼちゃ大師堂のかぼちゃ。
恒例の「かぼちゃ供養」は不思議不動院に祀られ、高さ30cmほどの「弘法大師像」で行われた。恒例の「かぼちゃ供養」は、50年ほど前に不思議不動院に祀られる高さ30cmほどの「弘法大師像」にカボチャを供養し、お下がりを信者に振る舞ったのが始まりである。
本堂のかぼちゃ供養の参列者たち。
本堂では願いごとなど、名前と年齢を書いて護摩木を燃やし供養した。本堂では願いごとなど、名前と年齢を書いて護摩木を丁寧に組み、法螺貝や太鼓のリズムに合わせて燃やし供養した。
護摩木、カボチャ、漬物をあわせて500円。
冬至の日に行われるかぼちゃ供養は、ぼけ封じや中風を防ぐご利益があるとされている。本堂に参詣した後、かつおと昆布のだし汁で甘く煮込んだ、カボチャを美味しくいただいた。
昼ごろであったがご婦人が多かった!大阪高槻市から来たという年配のご婦人は道も分りずらく、おまけに西大路通は高校駅伝競走大会でタクシーを拾って来たといったが、これも元気な証拠といい、カボチャを美味しくご馳走になった。
一光開眼地蔵は、盲目の青年が手探りの一刀彫り、眼病平癒。毛氈を敷いた床机にはカボチャと口直しの漬物が気に入って来るという二条駅付近の老夫婦もおられた。天文院の中でも食べられるという。
両側には天女が舞っている。境内に広がる甘い香りに誘われて、中風除け、ボケ封じにご利益があるカボチャ供養、参拝者や観光客はご家族の健康も祈って、器に入れて持ち帰る人もおった。
天文院の中でもカボチャを食べて頂ける。
中央に釈尊、脇に延命地蔵が祀られている。境内には本堂を中心に、かぼちゃ大師堂、お狐大明神、子授け地蔵など多くの祠堂が建っている。 北区「不思議不動院」の行き方は、原谷方面行きの市バス「M1」に乗り換えて衣笠氷室町下車すぐのところである。
<不思議不動院>
  ●かぼちゃ焚き 1杯 500円(護摩木:1本200円+カボチャ:300円)
「12月22日10:00~14:00頃まで(無くなり次第終了)」
場所:京都市北区衣笠赤坂町1番地
電話:075-462-6628
拝観:9:00~15:00
拝観:無料
交通:市バス205「わら天神前」よりM1に乗換え「衣笠氷室町」で下車、徒歩約1分 「金閣寺前」より徒歩約20分。
駐車場:あり

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