2013年12月1日日曜日

北区 神光院の紅葉

北区にある神光院(じんこういん)は東寺、仁和寺と並ぶ『京都三大弘法』として有名で地元では「西賀茂の弘法さん」の愛称で親しまれている。山号は放光山・神光院の創建は1217(建保5)年で真言宗の寺院である。
紅葉した山門。
北区の神光院は「西賀茂の弘法さん」の愛称で親しまれている。ブログUさんからお薦めで29日9号系統の市バスで神光院に参拝した。この寺はバス停の近くで便利もよいが訪れる人もいなく閑散としていた、それもそうで観光寺院ではないので納得した。
特に紅葉と桜の時季は素晴らしいと、通り縋りの年配のご婦人は私に言った。 ブログUさんからお薦めで29日に行った。 紅葉と桜の時季は素晴らしいと、通り縋りの年配のご婦人は私に伝えて立ち去った。
織り成す紅葉、しばし天を仰いだ!!
境内に咲く、白い八重のサザンカは新聞でも掲載され、当院にのみ存在する珍しい品種だと言われて見直した。

弘法大師と紅葉。
きっと老婦人に化身した弘法さんが教えてくださったのではでは無かろうか?とおもえた。
池に浮かんだ紅葉・・・。
中興堂と紅葉。本尊は弘法大師(空海)像で、厄除け、眼病祈祷の寺として知られ、毎年7月21日と土用丑の日には、秘法「きゅうり封じ」が行われ大勢の人たちが功徳を頂きにお参りをし「厄除け大師」として信仰されている。
空海42歳のとき当院で九十日間の修行を終えて寺を去るにあたり、境内の池に映る自らの姿を見て木像を彫り、厄除を祈願したのが「本尊」でこの木像は本堂に安置されている。
その後は密教の道場としても栄えたが、 天保年間に火災により堂宇を焼失している。晩年の75歳から当院に隠棲していた女流歌人で陶芸家の大田垣蓮月の「蓮月尼旧栖之茶所」と刻まれた石碑と茶室(蓮月庵)が残されている。
本堂の入口、八重のサザンカと紅葉と・・・。
明治初期に、廃仏毀釈運動を受けて一旦は廃寺となったが、蓮月没後の1878年(明治11年)に僧侶、和田月心により再興された。
松葉もモミジで衣装変えていた。
柿の実とモミジが交錯して・・・。静かな境内を舞台に時代劇の撮影にもよく使われているそうで、厄除けの弘法さんと呼ばれ親しまれている。(11/29写真撮影)
<神光院の紅葉>
住所:京都市北区西賀茂神光院町120
電話:075-491-4375
拝観:6:30~17:00
料金:無料
交通:市バス神光院前下車徒歩約3分
駐車場:無料

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