2013年6月1日土曜日

貴船祭(きふねまつり)貴船神社

左京区、貴船神社は貴船山の麓、清流・貴船川が流れ東に鞍馬山があり閑静な渓谷の別天地である。6月1日、貴船祭の例祭で11時から神事が営まれ「舞楽奉納」も行われた。
眩しい新緑と両脇の春日灯籠、氏子たちの法被姿の担ぎ手が来た。春日灯籠が絵になるような中に黄金の神輿が山門を下って祭は一気に熱気に包まれた。神事の発輿祭(はつよさい)は神職がお祓いを受け、地元氏子たちの法被姿の担ぎ手が拝礼、大勢の観光客や市民の人々が見守るなか、神輿巡行の安全を祈った。
午後1時ごろ、爽やかな新緑と両脇の春日灯籠が絵になるような中に黄金の神輿が山門を下って祭は一気に熱気に包まれた。
リズミカルに叩いていた。この貴船祭は三年ぶりである。全国に約450社ある貴船神社(きふねじんじゃ)の総本社で左京区にある。
威勢のよい「ホイトッ・ホイトッ」の神輿ダンス!!水の神様であることから地域名の貴船「きぶね」とは読まず「きふね」という。貴船祭は、かっては「貴布禰御更祭」といって例祭が春と秋に行われた。
休憩後、神輿口上の御立ちがないと行けないという!水の恵みを祈念し、五穀豊穣、国家安泰を祈願する祭礼で、ご祭神は高龗神(タカオノ神)という。社伝よれば闇(くら)龗神(船玉神)、罔象女神(ミズハノメノ神)、国常立神、玉依姫神、天神七代地神五代、地主神とも云う。
若い担ぎ手、ホイットといっていた。創建年代は明らかではなく、第18代反正天皇が奥宮の水の湧き出すところに社殿を建立、御鎮座伝説がある古社で社殿は1055(天喜3)年、この地に移築された。 古くは気生嶺(根)、木生嶺(根)、黄船、貴布禰、木船、貴船などいろいろあるが貴布禰で明治初期から貴船神社になったという。
まつりは皆、笑顔でとても素敵だった。貴船若中が担ぐ神輿は先頭の太鼓のお囃子とともに二の鳥居を出て貴船川の谷間に威勢のよい「ホイトッ・ホイトッ」の掛け声が街々に響き渡った。
風情のある番傘と神輿。ご主人に抱かれた「ややこ」は神輿の前で写真撮影。神輿はもう一度二の鳥居前を通り、各川床茶屋前で威勢の上下に揺らす持ち上げや口上がある。
貴船神社の神輿は緑は映えて美しかった。舞楽奉納。「ホイトッ・ホイトッ」の掛け声が響くなか、神輿が高々と差し上げられると観衆からは歓声が上がり拍手が沸いた。 奥宮へつづく・・・

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