2013年6月29日土曜日

柳谷観音 あじさいまつり

京都府長岡京市の柳谷(やなぎだに)観音・楊谷(ようこく)寺は、「第13回あじさいまつり」が6月29日と30日に催しされ賑わった。JR長岡京駅前と同市文化センターの2ヶ所で臨時シャトルバス“あじさい号”が午前9:30から順次発車された。
柳谷観音・楊谷寺は、「第13回あじさいまつり」が6月29日と30日に催しされ賑わった。柳谷観音は三年ぶりの参拝であったが同市の交通整備も終わりを告げ隣の乙訓郡大山崎町には阪急新駅が誕生する。
楊谷寺は本尊に「十一面千手千眼観世音」を祀っている。楊谷寺は西山(せいざん)浄土宗光明寺の末寺で、寺伝によると806(大同元)年、洛東清水寺の開祖である延鎮(えんちん)が霊夢のお告げに従いこの地を尋ねたときに、楊の樹茂る谷間に「十一面千手千眼観世音」が出現したという。
古くからアジサイの名所として知られ約30種約4500株が美しい花を咲かせている。延鎮はそれに感動し草庵を建て観音像を安置し開創したのが始まりとされる。
伝えによると、空海もこの地で修行したといわれ、延鎮を第一世、空海を第二世としている。
西山三山の一つとして数えられる楊谷寺、通称 柳谷観音の山門は四脚門(刺脚門)といい皇族専用の門で由緒高いという。本尊の十一面千手千眼観世音菩薩には土足のまま拝むことができる。左右に七夕の笹飾りを付けていた。
古くからアジサイの名所として知られ約30種約4500株が美しい花を咲かせ、この時季、同寺の境内はアジサイの花が一面に咲き覆われている。
書院に上がり庭園観賞(お抹茶の接待もある要有料)をして奥の院へ上るコースや、本堂から奥の院に至る参道は、右手に登り口があり、本堂真後ろの奥の院は200mほど高地の山中で吹く風も心地よかった。
山の斜面にアジサイが植えられ、見所は自然な形で楽しめるところ特徴だという。“楊谷寺のあじさいのみち”は、山の斜面にアジサイが植えられ日本古来の和アジサイが多く当山の見所は自然な形で楽しめるところ特徴だという。
モリアオガエル!トノサマカエルではない!カタツムリちゃんがいた!!!泡のかたまりに包まれた“モリアオガエル”の産卵泡もあらゆる所で観られた。29/30日の両日は「あじさいまつり」と称して、阿弥陀堂ステージでイベントが開かれ、花苗の無料プレゼントもしている。
本堂の裏側で、身体に数珠を巻き穢れを祓う!弘法大師の独こう水(おこうすい)。毎月17、18日は縁日となり、本尊を開帳している。また毎月17日は、眼病平癒の霊験あらたかで参拝者が絶え間なく訪れるが、阪急大山崎駅より門前まで臨時バスが頻発する。
しろんちゃんという長岡京市のユルキャラが登場した!阿弥陀堂のステージではイベントが開かれた。梅雨の晴れ間のなか、参拝客は赤紫や青、白など色鮮やかに咲き誇るアジサイを眺めながら境内を散策した。
<柳谷観音 楊谷寺 あじさい祭>
住所:京都府長岡京市浄土谷2 
電話:075-956-0017
拝観:自由
交通:長岡京駅前と長岡京市文化センター2ヶ所     
           シャトルバス「あじさい号」運行
時間:9:30~2:30まで 料金:200円(障害者100円)

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