2013年6月25日火曜日

あじさいとハナショウブ 法金剛院

つづく・・・法金剛院はJR花園駅前から丸太町通りの横断信号を渡り西の方向に約200m進むと道路沿いにある。今日は午後から晴れの良い天気になり当院に参拝する方も多くなった。
花の寺としても知られ、蓮の名所としても名高い法金剛院。あじさいが見ごろを迎えている。都会の雑踏の中、「ハスの寺」として名高い当院だが、清閑な雰囲気の庭園となっていて平安時代の情景を漂わせている。
極楽浄土に見立てた浄土式庭園は有名で平安末期の姿をとどめている。この時季ナツツバキやアジサイ、池にはハナショウブなど、サクラは待賢門院ゆかりの種類やハスも伝統的な品種が植えられるなど、四季を通じて花や新緑、紅葉などを楽しむことができる。
ヤエカシワバ(柏葉)アジサイ。この寺を建立した待賢門院璋子(しょうし)は崇徳天皇と後白河天皇の生母であった。
まだ花を咲かせるハナショウブ。当時、平安時代と同じ優雅な時間が流れ 全盛を誇っていたという。
風雅な庭園にひかれて多くの歌人が法金剛院には集ったという。
巨岩を並べて造られた「青女(せいじょ)の滝」。四季折々の美しい景観は、西行法師の歌にも詠まれている。特別名勝の回廊式庭園は見応えがあった。(完) (6/22写真撮影)
<法金剛院>
住所:京都市右京区花園扇野町49
電話:075-461-9428
料金:大人500円(障害者300円)高校生以下300円
交通:JR嵯峨野線「花園駅」下車徒歩約5分
         市バス「花園扇野町」下車徒歩約2分
駐車場:無料

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