2013年6月11日火曜日

田植祭 伏見稲荷大社

昨日(10日)、伏見稲荷大社で五穀豊穣を願って御田舞と早乙女が色添えて田植祭が13:00から行われた。伏見稲荷大社の神事「田植祭」は、神田において田植の儀は毎年この日に行われている。
伏見稲荷大社で五穀豊穣を願って御田舞と早乙女が色添えて田植祭が13:00から行われた。このお田植は「小槻干恒宿禰記」によると1517(永正10)年から始まったが廃絶、1930(昭和5)年、昭和天皇御即位の記念として当時は向日市で復活した。
早苗は櫃(ひつ)に入れられ、境内の神田祭場に移された。その後、1948(昭和23)年に稲荷山の麓に移設され、農耕の神様として五穀豊穣のご利益があるとされ信仰されてきた。
櫃から取り出した小さな紙、4,5本田の土手に指した!神職が田植えのお祓いをした。本殿の祭典は午後1時から始り、4月籾まきをして育てられた早苗は櫃(ひつ)に入れられ、境内の神田祭場に移された。
櫃から早苗、後方は「汗杉(かざみ)」装束姿に身を包んだ4人の神楽の女性たち。早乙女らが早苗をいただき水田に行った。平安朝の「汗杉(かざみ)」装束姿に身を包んだ神楽女が雅楽に合わせて神楽「御田舞(おたまい)」を披露するなか、神田では、茜襷(あかねだすき)に菅笠(すげがさ)の早乙女ら男女21人が水田に入って青々とした早苗を植えて一年の豊作を祈った。
青色の上衣に映える鮮やかな茜襷に菅笠(すげがさ)姿の早乙女たち。神楽「御田舞(おたまい)」を披露する。青色の上衣に映える鮮やかな茜襷に菅笠(すげがさ)姿の早乙女らが、白足袋で水田に入り、膝まで水につかりながら田植えがすすめられ苗を一本一本丁寧に植えていった。
同大社の約3・3アール(100坪)の神田で栽培された稲は、10月25日の抜穂祭で刈り取り精米され、11月23日の「新嘗祭」でお供えし、朝夕、ご神前に供えられる。
王朝をしのばせる神楽舞。王朝をしのばせる典雅な「御田舞」が奏される中を“早乙女”らによって田植がすすめられ五穀豊穣を祈って、男女が厳粛な面持ちで苗を丁寧に植え付けた。
人々の信仰を集めていて稲荷山の麓に総本宮・本殿があり稲荷山全体を神域としている。
「汗杉(かざみ)」装束姿に身を包んだ一人が巫女さんから直して貰っていた!暑いのに、ご苦労さんでした。
1300年にわたり、全国に約4万社ある稲荷神社の総本社で「お稲荷さん」と親しく呼ばれている。

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