2012年12月22日土曜日

終い弘法 東寺

昨日(21日)、北区の不思議不動院・かぼちゃ大師供養の帰り、日本一の高さ57mを誇る五重塔(国宝)で有名な南区の東寺で「終い弘法」に行った。
東山門を入るとぎっしりと人の波で動きがとれない・・・金堂は毎月21日、本尊・薬師如来や日光、月光菩薩を礼拝することができる。東寺を開いた真言宗の祖・弘法大師(空海)の命日でその威徳をしのび、境内に市が立つようになったと言われている。
大師堂前の末香の煙りを悪いところに・・・鼻水を垂らしながら御影堂前でお経を唱えるお坊さん。毎月21日に開かれる縁日が「弘法さん」であり、一年最後の12月21日に行なわれるものを、特別に「終い弘法」と言って、年の瀬ならではの慌ただしさと活気に満ちた情景が繰り広げられる。
境内にはところ狭しと露店がビッシリと並び、威勢の良いかけ声が飛び交った。金堂前の骨董屋さん。境内にはところ狭しと露店がビッシリと並び、威勢の良いかけ声が飛び交った。骨董屋、古着屋、植木屋などさまざまな市が出ていた。
縁起の佳い万両それらを観て廻る(自分もその一人・・・)人の波に押され、境内はまっすぐに歩くのは困難なほどであった!!
東寺が出る前からあった神社。一年の無事を感謝し、新しい年の始まりに期待を寄せ“弘法さん”にお参りしようと各地から観光バスを連ねてやってくる「終い弘法」、 いやが上にも迎春ムードは沸き立つ京の年の瀬を彩る風物詩である。

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