2012年12月12日水曜日

第21回ポインセチア展 (府立植物園)

京都府立植物園ではクリスマスシーズンにあわせて、ポインセチア展を開催している。ポインセチアの展示品種は約100品種400鉢が観覧温室特別室などに展示されているので11日出かけた。
クリスマスシーズンにあわせて、ポインセチア展を開催しているジングルベルズ(1973年作)ことの外残暑が厳しかったのか?場所と職員が手薄のためか定かではないが今年は400鉢(昨年は1000鉢)と少ないようにおもえた。
アンネットヘッグ ピンクアバンギャルドポインセチアはトウダイグサ科の常緑の低木樹でメキシコ原産の植物で原産国とされるメキシコ合衆国では、「ノーチェ・ブエナ」と呼ばれ、メキシコでは “聖夜”という意味があり“クリスマスの花”と言えばポインセチアである。
ライムライトピカソ名前の由来はアメリカ合衆国の初代メキシコ公使であったJ・R・ポインセット氏に因んで付けられ明治時代に上陸した。
パープルレインジャマイカ ポインセチア(府立植物園初)「大酒飲みの赤い顔が伝説上の動物」である“猩々”に似ていることから和名は、ショウジョウボク(猩々木)と名付けられたという。日本ではクリスマスの時期に飾られることが多い植物である。色合いも赤色のほか、黄、白、紫、ピンクなど豊富で、プリメーロ・ジングル、ジェスター・ジングルなどの斑入り等の種類もある。
和名、ショウジョウボク大型で強健の「バイキングレット」ポインセチアの花びらは無く、赤い花びらのように見えるのは、赤や白、ピンクと色のついた部分は花ではなく、葉の変化したものである苞(ほう)という部分で、芽や蕾を包み込む苞葉と呼ばれ葉の一種で単に苞とも言う。
夏の高温に強く「アイスパンチ」シトラマ葉の形の包葉が赤く染まるのが鑑賞の対象で、その赤さはキリストの血の色に例えられる。日本でも宮崎県の堀切峠の沿道には5万本以上群生しており、赤と緑、そして海の青とのコントラストにはため息が出るほど圧巻するという。
フレーミングスフェア(1950年作品)チャンピオンレット「観覧温室夜間開園&クリスマス・イルミネーション(開園時間午後5:30~午後8:00まで(但し、入園は午後7:30まで)」、夜間は12万球のイルミネーションも点灯し、園内はクリスマスムードが高まる。つづく・・・
<第20回ポインセチア展>
開催場所:京都府立植物園 観覧温室ジャングルゾーン及び特別展示室
開催期間:2012年11月30日(金)~24日(月)
開催時間:10:00~16:00(観覧温室入室は15:30まで)
観覧料金:大人200円、高校生150円、小中学生80円 
※別途入園料が必要/一般200円、高校生150円、中小生80円
問い合わせ:075-701-0141
なお植物園会館展示室で「ミニコンサート」がある。

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