2012年7月16日月曜日

御田祭(おんださい)松尾大社

西京区の松尾大社で15日、御田祭(おんださい)が10時から営まれた。昨夜来の豪雨であったが蒸し暑さの増す中、神事を終えた植女(うえめ)にふんする女児三人は父親の肩に担がれ五穀豊穣を祈った。
西京区の松尾大社で15日、御田祭(おんださい)が10時から営まれた地元から選ばれた三人の童女が、祭の主役となる「植女(うえめ)」を務めることで知られ市の無形民族文化財に指定されている寛永年間から今に伝わる行事で、地元から選ばれた三人の童女が、祭の主役となる「植女(うえめ)」を務めることで知られ市の無形民族文化財に指定されている。
愛くるしい若草色の装束に花笠をかぶった植女たち植女は父親の肩に担がれて授かった稲の苗束を両手に持って神職らと拝殿を三周する若草色の装束に花笠をかぶった植女たちが、愛くるしい姿を見せると大勢の参拝客や写真愛好家がしきりにカメラのシャッターを切っていた。
父親の肩に担がれて稲の苗束を両手に持ってにっこりと微笑んだ担ぎ手の父親たちも汗びっしょりになりながら懸命に役を務め上げたが、後方の方は暑くて汗を拭う!さわやかな黄緑色の衣に花笠姿に衣装を飾り、植女は父親の肩に担がれて授かった稲の苗束を両手に持って神職らと拝殿を三周した。女児ら担ぎ手の父親たちも汗びっしょりになりながら懸命に役を務め上げた。
場所を変え、境内の神饌田植女の女児らは苗束を渡した続いて、境内の神饌田では、清めた稲を田の四隅に苗を植え込んだあと、神職らがお払いする“虫除け”行事が行われ秋の豊作を祈った。
男女2人が稲を田の四隅に苗を植え込んだ神職らがお払いする“虫除け”行事が行われ秋の豊作を祈った古式ゆかしい儀式、三人の植女(稚児)の女児たちよる山城地方に伝わる最も古い素朴な田植え祭の姿を今に伝えている。 この御田祭は、五穀豊穣を祈る祭事で毎年7月に行われていて、1974年(昭和49)からは7月第三日曜に改められた。

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