祇園「みやび会」の「御千度」

祇園祭の七夕のころ、京舞・井上流の師弟が祇園の八坂神社で「みやび会・御千度」の参拝が7日あり行ってみた。

祇園甲部では芸舞妓さん100人あまりが、お揃いの浴衣姿で八坂神社へお千度参りをし、祇園会の無事を祈願するとともに芸の上達と無病息災を祈った。

この「みやび会」は祇園会ともに梅雨明けが近付く、暑さが本格的になる小暑ころ祇園街の京舞・井上流の家元井上八千代さんと芸舞妓さんが、毎年新しいデザイン柄の浴衣をお揃えで着て八坂神社に集まる。

9時半ごろ舞妓さんたちが浴衣姿で三々五々集り神社の本殿の周りをぐるぐる廻りお千度した。

舞妓さんたちは、いつもの振袖だらりの帯とは違い、涼しげな浴衣姿の衣装で参集、久し振りに話が弾み、和やかさも増し一層愛らしくおもえた。

白地に藍色の今年の浴衣の柄は「おもだか（面高）」で10時から本殿で神職から家元井上八千代さん以下門下生全員「お祓い」を受けた。 「御千度」の神事も無事終了、南門前で記念撮影、終えると和やかに西門から四条通りの街へと消えて行った。

このみやび会は知っていたが毎年、日時が違うので来れなかった！ 梅雨の時期、今朝もザァーと俄雨が降ったが9時ごろには止んで御千度参りには青空が出てきた。

浴衣柄の「オモダカ」子どもの頃、田んぼに生えていた記憶がある、祇園祭の巡行を間近に控え、祇園街の芸舞妓さんの涼しげな浴衣姿は見ることができとてもよかった。