2012年7月15日日曜日

祇園祭 久世駒形稚児「社参の儀」と山鉾の曳き初め

つづき・・・長刀鉾稚児社参に引き続き、八坂神社では祇園祭の神幸祭と還幸祭で神輿(みこし)を先導する久世駒形稚児の2人が、13日午後2時から、「社参の儀」が厳かに営まれた。
八坂神社の三基の神輿久世駒形稚児の2人が、13日午後2時から、「社参の儀」が厳かに営まれた久世駒形稚児は南区の綾戸国中(くなか)神社の氏子の男児から選ばれる。二人は17日の神幸祭と24日還幸祭に供奉するお稚児さんで年少者が神幸祭に、年長者が還幸祭に供奉する慣わしで元々は、一人のお稚児さんが、17・24日の両日共のご奉仕であったという。
手水舎で手をあって昇殿に向かう神社の正面から本殿に入った綾戸国中神社の宮司らに付き添われ、白化粧を顔に塗った稚児2人は金色の立烏帽子(えぼし)に薄紅の上衣、紫のはかま姿で本殿正面から昇殿、八坂神社を参拝して玉串を捧げ祭りの無事を祈った。
神幸祭が年少者の山口君7歳と還幸祭は小西君8歳四条西洞院通の燈籠山、山曳き初めは終わっていた!ことしの久世駒形稚児は、神幸祭が年少者の山口君7歳と還幸祭は小西君8歳で、それぞれ綾戸国中神社のご神体の馬の形をかたどった木彫りの「駒形」を胸に携えて馬に乗り、祇園祭の神輿「中御座」を先導する大役を務める。本殿にて稚児の証し、「杉守り」を受け正式に稚児と認められた。
船鉾の綱を手に、この方は舞妓さん?船鉾の曳き初め、後方には大内山駒形は素戔鳴尊の荒御魂を祀る綾戸国中神社の神体とされており、胸に木彫りの駒形(馬の首)をかけて、行列に供奉されるので、駒形稚児という名で呼ばれている。
日本髪といい浴衣後姿も似合っていたかわいい幼児が綱を手にヨィショと引っ張る!八坂神社の和御魂と、上久世の荒御魂が揃ってはじめて、神霊の全ての力が揃う形となって氏子区域を巡回される。
四条新町まで引っ張る、放下鉾、時計は3:20・・・祇園祭では「神の化身」として稚児が神の使いとみなされ、馬に乗ったまま神社境内に入ることを許されている。15時30分からは山鉾の曳き初めがあり、四条西洞院通の燈籠山に行くが、山曳き初めは終わったところで、アマ写真家はがっかりした様子であった!でも四条新町通で放下鉾や船鉾を観たので満足し家路を急いだ。(完)

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