2009年7月25日土曜日

祇園祭 花傘巡行

花傘娘
祇園石段下を行く清々講社近畿地方もやっと梅雨明けになり暑さも増す最中、祇園祭花傘巡行が行なわれた。
情緒ある祇園祭は平安時代から長く続く歴史があるが、この花傘巡行は、別名「後の祭(あとのまつり)」とも呼ばれている。もともと先の祭と分かれて行われていた山鉾巡行が統合されたため、代わりに花傘巡行が昭和41年(1966)に始まったという。
久世六斉保存会旗午前10時、傘鉾や児武者、花傘娘、祇園太鼓、鷺踊、祇園東と先斗町の芸舞妓たちを乗せた花傘車など約900人の行列が八坂神社石段下を出発した。祇園太鼓
獅子舞この行列には4つの花街の綺麗どころを始め六齋念仏、鷺舞、鉾、祇園囃子の曳山や山車などの行列が練り歩いた。小町踊り
歌舞伎踊”津山の月”京都の夏を彩る祇園祭の花傘巡行は、今月17日の山鉾巡行が「先の祭り(男性)」と呼ばれるのに対して「後の祭り(女性)」と呼ばれる、花傘をかぶった女性たちが京の街を華やかに練り歩く姿が印象的な行事である。花傘は、山鉾の古い形態を現代に再現したものである。
四条界隈には大勢の人々が集まり、華やかな花傘行列を楽しんでいた。万灯をどり
鷺踊この後、行列は八坂神社戻り祇園太鼓、獅子舞、六斎や鷺踊、祇園東と先斗町の芸舞妓たちの祇園祭花傘奉納舞踊があり、観光客一般写真家等が大勢い楽しんだ。
花傘巡行は時代祭りに似た雰囲気で優雅で華やかさを感じる。
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