2009年7月15日水曜日

祇園祭・久世駒形稚児社参

綾戸国中神社の宮司らに付き添われた稚児
久世駒形稚児「社参の儀」
長刀鉾稚児社参に引き続き、八坂神社(東山区)では祇園祭の神幸祭と還幸祭で神輿(みこし)を先導する久世駒形稚児の2人が、「社参の儀」が、13日午後2時から、厳かに営まれた。久世駒形稚児は綾戸国中(あやとくなか)神社の(南区久世町)の氏子の男児から選ばれる。 本殿前に身を清める年少者の後藤君と年長者の八木君久世稚児は、17日の神幸祭と24日還幸祭に供奉するお稚児さんで、二人のうち、年少者が神幸祭に、年長者が還幸祭に供奉する慣わしで元々は、一人のお稚児さんが、17・24日の両日共のご奉仕であったという。胸に木彫りの駒形(馬の首)をかけて、行列に供奉されるので、駒形稚児という名で呼ばれている。
駒形は素戔鳴尊の荒御魂を祀る綾戸国中神社の神体とされており、八坂神社の和御魂と、上久世の荒御魂が揃ってはじめて、神霊の全ての力が揃う形となって氏子区域を巡回される。祇園祭の神輿「中御座」を先導する大役を務める
南区の綾戸国中神社の宮司らに付き添われ白化粧を顔に塗り稚児2人は、金色の立烏帽子(えぼし)に薄紅の上衣、紫のはかま姿で本殿正面から昇殿、八坂神社を参拝して玉串を捧げ祭りの無事を祈った。17日の神幸祭と24日還幸祭の3基の神輿(みこし)久世駒形稚児は綾戸国中(あやとくなか)神社の(南区久世町)
ことしの久世駒形稚児は、神幸祭が、年少者の後藤君7歳と還幸祭は八木君8歳で、それぞれ綾戸国中神社のご神体の馬の形をかたどった木彫りの「駒形」を胸に携えて馬に乗り、祇園祭の神輿「中御座」を先導する大役を務める。
本殿にて稚児の証し、「杉守り」を受け正式に稚児と認められた。祇園祭では「神の化身」として、馬に乗ったまま神社境内に入ることを許されている。
綾戸国中(あやとくなか)神社南区久世町の町内方々ところで、観光客やアマ・カメラマンの人たちをロープで遮っている神社の係員の話を聞いた。東京から祇園祭のために一と月、家賃を払い祭りのため来て居た方もいたという!それと同時に、アマチュアカメラマンも代っていく!という・・・当の筆者も地元に長年住居していながら「稚児社参」をみるのは始めてである!

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