2019年4月29日月曜日

知恩寺 二十五菩薩練り供養

25日、左京区百万遍の知恩寺の二十五菩薩練り供養は、滅多に見られない貴重な行事で、仏の仮面姿でゆっくりと進む様子に、三年に一度の厳かさを感じらた。
境内南側にある阿弥陀堂に集った。
午前10時半、勤行の後、地蔵菩薩を先頭に大きな後背を背負った金色の菩薩たちがお堂を出発した。
境内をゆっくりと歩く菩薩たち、列をなした菩薩(ぼさつ)が極楽浄土から現世に来迎(らいごう)する様子。
行列で再現する「二十五菩薩練り供養」が雅楽の音とともに境内の参道を静々と歩いた。
右手を支えられながら100mほどの参道をゆっくりと歩き、法然像のある御影堂へと向かった。

法然の遺徳をしのぶ御忌大会(ぎょきだいえ)の一環で沿道には参拝者が合掌して行列を見守った。
多くのカメラ愛好家も訪れ、地上に現れた仏の姿を収めていた。
知恩寺では法然生誕の地に立つ誕生寺(岡山県久米南町)の練り供養の特別出開帳として三年に一度、御忌大会の最終日に行われている。(4/25撮影)

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