2015年7月12日日曜日

祇園祭 鉾曳き初め(ほこひきぞめ)

日本の三大祭の一つにも数えられる京都の祇園祭で、鉾の曳き初めが12日と13日行われた。祭の5基の長刀鉾・月鉾・菊水鉾・函谷鉾・鶏鉾の山鉾の曳初めが行われた。八坂神社の例祭で疫病が流行したとき、神泉苑に六十六本の矛(ほこ)をたて、神輿を送って祇園の神に災難の除去を祈ったと伝えられている。
曳初めは午後2時から函谷鉾から始まり、続いて鶏鉾、3:00ごろから月鉾と菊水鉾が順々にスタート時間を繰り下げ、最後は4:00から長刀鉾がお旅付近までエンヤラヤーの掛け声を合図に鉾は動いた。
鶏鉾の大勢の曳き手たち、近くの浴衣姿の艶やかな女子大生が参加していた。
本番宛ら「コンコンチキチン・コンチキチン」のお囃子、エンヤラヤーの掛け声で綱を引き、曳き初めが始まった。
三番目、月鉾が準備が出来てスタートした。

そして菊水鉾、曳き初めは、曳き綱を手に笑顔満面の女性、誰でも参加でき京都観光に訪れている方も多数参加されていた。
祇園祭の曳き初めは、老若男女の人々が綱を引いて鉾を曳くことができ、厄除けになるといわれている。
生稚児が乗る唯一の長刀鉾は午後16時の予定で鉾頭にかざした長刀は、疾病邪悪を祓いながら進み、刀先は八坂神社と御所の方向を外している。 
長刀鉾は曳き初めに1時間を要し、四条通の寺町付近まで行って戻る。
曳き初め巡行中に再三立ち上がり、お稚児さんは体を乗り出して舞う「太平の舞」を踊った。
山鉾の曳き初めは、エンヤラヤーの掛け声も本番宛らで綱を引いて、巨大な鉾を動かし一足早く祭の雰囲気を高めた。(7/12撮影)

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