2013年7月8日月曜日

蹴鞠と小町をどり 白峯神宮

昨日(7日)、上京区の白峯神宮では午後2時から「精大明神例祭」(七夕祭)が営まれた。 白峯神宮は崇徳天皇・淳仁天皇を祭神とする神社で、蹴鞠(けまり)と和歌の宗家である飛鳥井家の邸宅跡にあり、境内には代々「精大明神(けまりの神)」を祀った地主社がある。
白峯神宮では午後2時から「精大明神例祭」(七夕祭)が営まれた。1400年前、中国から伝わったと言われ、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と藤原鎌足が奈良の元興寺で蹴ったのが最初という。カンカン照りの青空のもと、境内では「精大明神」の神事が行なわれ、拝殿では巫女さんが舞を奉納した。
バックから蹴鞠を中央に戻した!拝殿では4人の巫女さんが舞を奉納した。蹴鞠歴史は古く1400年前、中国から伝わったと言われ、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と藤原鎌足が奈良の元興寺で蹴ったのが最初という。
牽牛・織女の先頭で小町をどりに入る!みんな輪になってササを中心に踊った。蹴鞠は七夕の縁によって「カジノキ」が使われ、4時半からは技芸の上達を願う少女たちらが伝統の「小町をどり」が奉納された。
女子児童27人が、元禄風の艶やかな衣装を着た踊り子姿。あでやかな着物姿に化粧をした園児や児童らが登場、衣装は紫のハチマキに桔梗の銀かんざし、緋の襦袢を片袖ぬぎにして、金襴たすきと帯、赤いしごき、青を基調にし、緋とのコントラストがひときわ艶やかさをまし、参拝者や保護者らが見守るなか、太鼓を鳴らしながら笹飾りの周囲をゆったりと踊った。
衣装は紫のハチマキに桔梗の銀かんざし、緋の襦袢を片袖ぬぎにしてる。女子児童27人が、元禄風の艶やかな衣装を着た踊り子姿で、左手に小太鼓をもち、右手のバチをかざして“シナ”をつくり、七夕飾りのササの元、牽牛・織女の周りを回りながら、歌に合わせて打ち鳴らすトントンとかわいた小太鼓の音が、静かな境内に響き渡った。
右手のバチをかざして“シナ”をつくり、まぁ~可愛いこと!!明治遷都以後、一時途絶えていたが、1962(昭和37)年に地元の人々によって復活、以後今日まで、夏の風物詩として、当神宮ゆかりの「けまり(蹴鞠)」と共に広く親しまれている。
歌に合わせて打ち鳴らすトントンとかわいた小太鼓の音が響いた!願い事を書いた短冊を飾ったササの周りを真夏の陽ざしも洩れる中、可憐に踊り子たちの可愛い掛け声が七夕の空にこだました。
<精大明神例祭(七夕祭)>
日時:2012年7月7日(水) 14:30~ ◎蹴鞠と小町をどり
場所:京都市上京区今出川通堀川東入ル飛鳥井町261  
電話:075-441-3810 
拝観:境内自由
交通:市バス「堀川今出川」下車すぐ

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