2018年12月22日土曜日

第27回ポインセチア展 (府立植物園)

府立植物園ではクリスマスシーズンにあわせてポインセチア展を開催しているので22日観賞に行った。この花を見るとことしも師走が訪れたことを実感する。
ポインセチアは、メキシコ原産の植物で「トウダイグサ科」の常緑の低木樹である。
原産国のメキシコでは、ポインセチアは「ノーチェ・ブエナ」と呼ばれ、“聖夜”という意味があり“クリスマスの花”になっている。
和名は、“猩々”に似ていることから「大酒飲みの赤い顔が伝説上の動物」であるショウジョウボク(猩々木)と名付けられたという。
ポインセチアの花は、赤い花びらのように見えるのは、赤や白、ピンクと色のついた部分は花ではなく、葉の変化したものである苞(ほう)という部分で、芽や蕾を包み込む苞葉と呼ばれ葉の一種で単に苞とも言う。
名前の由来はアメリカ合衆国の初代メキシコ公使であったJ・R・ポインセット氏に因んで付けられ明治時代に上陸した。
葉の形の包葉が赤く染まるのが鑑賞の対象で、その赤さは人間の血の色に例えられるという。(12/22撮影)

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