2018年4月26日木曜日

西院 春日神社のフジ

23日、右京区西院にある春日神社のフジの花を観に行った。社務所の横には銘藤“六尺藤”の藤棚があり、淳和天皇が好きだった藤の花が紋章に使用されている。
京都御所から贈られた「貞明皇后御由緒の恩賜之藤」の花は美しく咲いていた。
平安初期の823年(弘仁14)から833年(天長10)の間、第53代・淳和天皇(じゅんなてんのう)は平安宮に在位をなし、別名西院天皇といわれたという。
神社は、淳和天皇が退位に伴もない淳和院離宮(別名・西院天皇)へ居を移すに際し、その守護社として創建された。
江戸時代初期から受け継がれている「藤花祭」は4月29日と毎年10月第2日曜日「秋祭」が盛大に行われている。
西京区の小塩山には第53代・淳和天皇陵墓がある。
春風を浮けスイスイと「屋根よりた~かいー鯉のぼり…」が靡いていた。
奈良春日大社よりご分霊を迎え、千百年余の歴史を有し「病気平癒・厄除・交通旅行安全の守り神」として崇められた由緒ある神社である。 (4/23撮影)

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