2015年3月29日日曜日

車折神社 渓仙桜(けいせんざくら)

28日、右京区の車折神社に献納された「渓仙桜(けいせんざくら)」を観に行った。この地に住みサクラをこよなく愛していた画家・冨田渓仙画伯の発意によったものである。
画伯の名前をとって渓仙桜としたが、空き通った真白い花びらが今もなお、美しく優雅に咲き誇っているのを感じた。
平安時代に神社は「桜の宮」と称され、早咲きの桜から遅咲きの桜まで15種約40本の桜が植えられて現在まで来ている。
参道から本殿前と、たくさんの種類の早咲きの河津桜から、ソメイヨシノの一重の桜や八重桜もあって参拝者はたくさん参拝していた。
後嵯峨天皇が大堰川(おおいがわ)へ出かけられたとき、当神社前で天皇の乗った牛車(ぎっしゃ)の車軸が折れ、急に車が動かなくなり行列が立ち往生、 この由来から「車前(くるまさき)(折(さき))大明神」の神号を贈られたと伝えられいる。(3/28撮影)

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