2019年5月31日金曜日

祇園甲部 豆純さん襟かえ

30日、祇園花街・甲部の置屋「ニンベン」さんで「豆純」ちゃんが舞妓さんから芸妓さんになるための「襟かえ」の儀式があった。正午ごろ、今日の主役「豆純」さんはご挨拶廻りのため姿を見せた。
豆純さんは、黒紋付に身を包み扇子を持ち、着物の裾をたくし上げ“襦袢”は金銀摺箔文様入りの正装であった。
豆純さんは、プロカメラマンの指示で向きを変え、アマカメラマンは一斉にシャッターを切った。
祗園甲部、ニンベンさんの豆純さんの衿替え。
舞妓ちゃんは、まぁ~美しいーと声を上げた!
全員で記念撮影をして、京舞・井上流五世家元の井上さん宅へ向かった。
新調なった白川巽橋を渡って一力亭、女将さんがお使いに出るところだった。
豆純さんは、女将さんに「おかあはん、どうぞよろうしゅうにおたのもうします」とあいさつをした。
男衆さんの手引きで、置屋 大恒さんに『襟かえのご挨拶にまいりました』という。
豆純さん「おめでとうさん」好くお似合いの鬘(かつら)であった。
学校法人 八坂女紅場学園(やさかにょこうばがくえん)へもあいさつに行った。
芸妓の豆純さん、 口元や目尻の京紅がとても美しく、20歳そこそこと思えない艶っぽさがあった。
豆純さんは お茶屋の女将さんやご贔屓筋さんにご挨拶して回る慣わしで、カメラマンの人たちにポーズを撮っていた。
いまや異人通りの花見小路の小田本さんで豆純さんの襟かえ。
西花見小路で、芸妓の豆純さん。
格式の高いお茶屋・富美代さんに入った。
祇園甲部、豆純さんが、着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟かえ』といわれるもので舞妓を卒業、芸妓(げいこ)になるお披露目である。 (5/30撮影)

2019年5月30日木曜日

かもめ~る販売開始セレモニー

京都中央郵便局では30日、午前9時から“暑中お見舞いはがき”の「かもめ~る」の販売開始セレモニーが行なわれた。
初めに中央郵便局長さんの挨拶があり、宮川町歌舞会の置屋・川久さんの舞妓の叶子(かなこ)ちゃん(右)と、今年の春(25日)デビューした、叶笑(かのうえみ)ちゃんとぽすみるく君がテープカットした。
初夏、盛夏、残暑と続く季節、手紙として送る「暑中・残暑見舞い」は、相手への心遣いやお見舞いの気持ちを伝えることができる。

同中央郵便局の「特設ステージ」では舞妓さんの舞いの披露が行なわれた。
一曲目の演目「宇治茶」を、叶笑ちゃんと叶子(かなこ)ちゃんが舞った。
川久さんの叶子ちゃん。
叶笑(かのうえみ)ちゃん。
二曲目は、お馴染みの「祇園小唄」を披露した。
だらりの帯は、叶子ちゃんは矢車、叶笑ちゃんは孔雀。
テープカット後、9時5分から舞妓さん二名よるカモメ~ルを記念品が贈られた。
盛夏「かもめ~る」は一服の清涼剤、暑中や残暑見舞いを受け取り、さらに絆が深っていくような気がした。
舞の終了後、報道各社から「かもめ~るをこうておくれやす・・・」と告げた!
同中央郵便局前で、行き交う通行人に「かもめ~る」の宣伝活動をした。
かもめ~るを、よろしくと街宣する舞妓さんのお二人さん。
舞妓のお二人は、ボケットテッシュを渡した。
宮川町舞妓さんの叶子ちゃんと叶笑ちゃん、早朝からご苦労様でした。(5/30撮影)