2013年12月28日土曜日

本年のブログ更新は最終といたします

今日で本年のブログ更新は最終といたします。
師走だというのに八重のヤマブキが一輪。
新年を向かえ、新しくなった「脇勧請」、榊の小枝が赤鳥居に垂れ下がっていた。この一年、不定期ではございましたがブログを読んで頂き、有難うございました。
本殿もすっかり整った。
松尾大社の絵馬と新年を迎える御神籤の竹笹。思えばgottuans ’room(らくさいの三宝路)のブログを2008(平成20)年9月から開始、5年の歳月が流れ過ぎて本年10月には1000号を迎えることができました。 これも偏に皆様方から励ましのエールがあればと感謝しております。
初詣は古くなった御神籤を燃やして暖を取る!
お酒の神様として酒造家や酒を愛する人たちの厚い信仰がある。拙いブログではございましたが障害者の身、健康に喜びを感じつつ、今後、さらにブログ更新させて参りたいとおもっています。 皆さま、良き新年をお迎えください。

2013年12月27日金曜日

東山知恩院 大梵鐘試し撞き

27日、東山区の浄土宗総本山・知恩院で除夜の鐘の‘試し突き’が行われた。知恩院の大梵鐘は日本三大名鐘の一といわれ1636(寛永13)年の鋳造・青銅製で口径2・8m、高さ3・3m、重さ約70tもある。
試し突きは予定通り午後2時から3時ごろまで行われ、試し撞きを一目観ようとする観光客や市民たちで混雑していた。
東山区の浄土宗総本山・知恩院で除夜の鐘の‘試し突き’が行われた。大梵鐘の試し突きは予定通り午後2時から3時ごろまで行われ、試し撞きを一目観ようとする観光客や市民、写真愛好家らに大梵鐘の四隅は埋め尽くされ、年の瀬の古都に重厚な音を響かせ一足早く鐘が響き渡った。
「えーい、ひとーつ」「そーれ」の掛け声を同時に撞木に結ばれた子綱を僧侶16人が一斉に引いた。
試し撞きが無事終る事を祈って念仏を唱えた。除夜の鐘の‘試し突き’は、若い僧侶が全身を使い鐘を突き、息を合わせるように「えーい、ひとーつ」「そーれ」の掛け声を同時に撞木に結ばれた子綱を僧侶16人が一斉に引き、親綱1人を持つ僧が仰向けになり反り返るようにして地面スレスレに力強く鐘をついた。
満身の力を込めて突いた大鐘の音は「グォ~ン~~」と周囲に染み渡るように鳴り響いた。大鐘楼を囲んだ数百人の人々から大きな拍手が起った。
除夜の鐘の本番は108つという、一年間に作る煩悩の数といわれている。
仰向けで親綱を持ち、70tの鐘を鳴らした!
時計係がおり、え~い、ひと~つ、そーれで親綱をもった僧侶が準備をする。この一年間の煩悩を、鐘を撞くこと、音を聞くことによって払いのけ、清らかな心になり新年を迎える。
鐘を撞くこと、音を聞くことによって払いのけ、清らかな心になり新年を迎える。
ことしも痛ましい災害があった、特に台風18号は桂川氾濫により風光明媚な嵐山一帯は悲惨な目にあった。
にこやかな笑顔で大梵鐘から下山した。除夜の鐘を突く模様はテレビ番組中継でも紹介され、31日午後10時40分から僧侶等17名により鐘がつかれ数万人の参詣者で賑わう。
詩人・真民の「念ずれば、花ひらく」石碑。この池の上に大梵鐘がある。年越しの風物詩、師走の古都に“除夜の鐘の試し突き”が深く鳴り音が響き渡った。

2013年12月24日火曜日

温室観覧 府立植物園

京都府立植物園はクリスマスイブの24日までイルミネーションが点灯されている。約10万球の発光ダイオードで照らされる園内は幻想的な雰囲気を醸しだした。寒い冬場、花壇や樹木が冬篭りをする中、温室では一年中様々な熱帯植物が観察できる。
原産は中米で摂南大学より挿し木を譲り受けたという。スター・ウォーズのダースベイダーに似ている「アリストロキア」。この間、ネットで見た「アリストロキア サルパドレンシス」は(映画、スター・ウォーズ)のダースベイダーにているので温室へ行った。
アフリカバオバブは果実がなっていて、甘酸っぱくラムネのような味がするという。
ウマノスズグサ科で一個の花の寿命は約一週間もつという。原産は中米で摂南大学より挿し木を譲り受けたという。一個の花の寿命は約一週間もつという。運よく京大自習生が10数名観覧に訪れ、係員から説明をきていた。
東南アジアに生息するラン科の甘い香りがするデンドロキルム。
斬ったら血が出るようなリュウケツジュ(流血樹?)。甘い香りがするデンドロキルム(ラン科)東南アジアに生息し、斬ったら血が出るようなリュウケツジュ(流血樹?)も教えて頂いた。
メキシコ、ガテマラの原産というラン科の「ポツリオキルスペルス」。
葉の中に小さな花、プレウロタリス マルテ、コロンビアの原産。大きな葉の中に小さな花、プレウロタリス マルテ、コロンビアの原産という。ポツリオキルスペルスも(ラン科)でメキシコ、ガテマラの原産という。
キンポウゲ科の「クレマチス スミラキフォリア」は白い花が咲く。
竹のようなヤシ科の「ピナンガ クーリー」はジャワ・スマトラの原産という。竹のようなヤシ科のピナンガ クーリーはジャワ・スマトラという。キンポウゲ科のクレマチス スミラキフォリアも変わった植物だった。
ことしは一年で60cm?が伸びたという「キソウテンガイ」も生きてる植物。
雄と雌があるキソウテンガイ(奇想天外)。またアフリカバオバブは果実がなっていて、甘酸っぱくラムネのような味がするという。キソウテンガイ(奇想天外)もあった。
クマツヅラ科のヒギリもあった。
温室に入って直ぐ「ツンベルギア マイソレンシス(キツネノマゴ科)」はインド南部が原産地という。イワダバコ科の「ウシノシタ」は葉が一枚。
ツンベルギア マイソレンシス(キツネノマゴ科)はインド南部が原産地という。内部は濃黄色で、暗赤褐色の裂片とのコントラストが美しく印象的であった。近くにはクマツヅラ科のヒギリもある。ウシノシタという大きな一枚の葉もあり、綺麗な花を咲かせていた。 来場者の減る冬場であったが温室は暖かく、展示植栽植物は約4,500種類、25,000本に及び、初開花の植物も多く、名実ともに日本最大級の温室である。
花は白いが実はイチゴのようになる。
北山門イルミネーション噴水の傍にあるイチゴノキ。最後は北山門イルミネーション噴水の傍にあるイチゴノキを見たが四季折々、植物園には訪れたいとおもった・・・。(12/19午後撮影)

2013年12月23日月曜日

かぼちゃ大師供養(不思議不動院)

22日、冬至の日にカボチャを食べると“中風除けやぼけ封じ”によいという風習から、無病息災の祈祷法要がある不思議不動院に出かけた。左大文字の麓にある「大北山 大宝寺 不思議不動院」は冬至の日にカボチャ焚きが振舞われた。
かぼちゃ大師堂のかぼちゃ。
恒例の「かぼちゃ供養」は不思議不動院に祀られ、高さ30cmほどの「弘法大師像」で行われた。恒例の「かぼちゃ供養」は、50年ほど前に不思議不動院に祀られる高さ30cmほどの「弘法大師像」にカボチャを供養し、お下がりを信者に振る舞ったのが始まりである。
本堂のかぼちゃ供養の参列者たち。
本堂では願いごとなど、名前と年齢を書いて護摩木を燃やし供養した。本堂では願いごとなど、名前と年齢を書いて護摩木を丁寧に組み、法螺貝や太鼓のリズムに合わせて燃やし供養した。
護摩木、カボチャ、漬物をあわせて500円。
冬至の日に行われるかぼちゃ供養は、ぼけ封じや中風を防ぐご利益があるとされている。本堂に参詣した後、かつおと昆布のだし汁で甘く煮込んだ、カボチャを美味しくいただいた。
昼ごろであったがご婦人が多かった!大阪高槻市から来たという年配のご婦人は道も分りずらく、おまけに西大路通は高校駅伝競走大会でタクシーを拾って来たといったが、これも元気な証拠といい、カボチャを美味しくご馳走になった。
一光開眼地蔵は、盲目の青年が手探りの一刀彫り、眼病平癒。毛氈を敷いた床机にはカボチャと口直しの漬物が気に入って来るという二条駅付近の老夫婦もおられた。天文院の中でも食べられるという。
両側には天女が舞っている。境内に広がる甘い香りに誘われて、中風除け、ボケ封じにご利益があるカボチャ供養、参拝者や観光客はご家族の健康も祈って、器に入れて持ち帰る人もおった。
天文院の中でもカボチャを食べて頂ける。
中央に釈尊、脇に延命地蔵が祀られている。境内には本堂を中心に、かぼちゃ大師堂、お狐大明神、子授け地蔵など多くの祠堂が建っている。 北区「不思議不動院」の行き方は、原谷方面行きの市バス「M1」に乗り換えて衣笠氷室町下車すぐのところである。
<不思議不動院>
  ●かぼちゃ焚き 1杯 500円(護摩木:1本200円+カボチャ:300円)
「12月22日10:00~14:00頃まで(無くなり次第終了)」
場所:京都市北区衣笠赤坂町1番地
電話:075-462-6628
拝観:9:00~15:00
拝観:無料
交通:市バス205「わら天神前」よりM1に乗換え「衣笠氷室町」で下車、徒歩約1分 「金閣寺前」より徒歩約20分。
駐車場:あり