守山市のなぎさ公園は琵琶湖大橋を渡り北へすぐのところで、早咲きの菜の花畑(寒咲花菜)と比良の山々の白い雪帽子が絵画を思わせるかのように広がっている。
2013年1月31日木曜日
2013年1月30日水曜日
「風になってくださいⅡ」発刊
京都府視覚障害者の松永信也さんが、日ごろから生活体験をまとめた「風になってくださいⅡ」を発刊した。
洛西NTに在住している視覚障害者の松永さんは、故郷・鹿児島県阿久根市出身で雄大な夕日がとても印象的なところであると話、小学生のころより「網膜色素変性症」になり、18歳のとき京都の大学に進み、元来、子どもが大好きで社会福祉学科に籍を置き勉学に励んだ。
京都の福祉学校に勤務した35,6歳のとき、目に異変が起き症状が進行、残念ながらあと数年で目は見えなくなると眼科医に診断され40歳のときから全盲なった。何不自由なく過ごしてきたのだが、その時のショックは計り知れないものだったと回顧する。
松永さんの著書に2004年に発刊した「風になってください(法蔵館1400円)」と「見えない世界で生きること(角川学芸出版1500円)」の2冊の本がある。今回、松永さんは白杖を使って一人で外出するときに電車やバスの車中で感じた温かさや心使いなど「風になってくださいⅡ(法蔵館1000円)」に綴り、目が見えない人も見える人も一緒に生きていく社会になってほしいと祈りを願い発刊したという。
誰も「障がい者」になりたくはない、しかし、障がいは誰の身にも起りうる問題で決して他人事ではない!
松永さんは白杖を使い、視力を奪われながらも明るくバスや電車を乗り継いで各方面の講演で多忙な毎日を送っている。
2013年1月27日日曜日
防火ふれあいコンサート
25日、京都駅前地下街のポルタで京都市消防による音楽隊が防火啓発のために行っているもので、偶然、通りがかりに見ることができた。
[プログラム]
(1)ワシントン・ポスト
(2)ディズニーランドの一日
(ミッキー・マウス・マーチ~小さな世界~きみもとべるよ~)
(3)アリス・コレクション
(冬の稲妻~チャンピオン~遠くで汽笛を聞きながら~さらば青春の時)
(4)復興応援ソングメドレー
(栄光の架橋~Rising Sun~上を向いて歩こう)
(5)川の流れのように
(6)まつり
名称は京都市消防音楽隊で昭和30年12月に設立し、音楽を通じて防火・防災を呼び掛ける「市民の消防音楽隊」として結成され、「防火ふれあいコンサート」をはじめ、市内各地で行われる消防の行事に出場している。消防っぽい衣装(特にジャケット)で両胸は鳳凰?が刺繍していて、目立たないネクタイと白いパンツ姿だった。
2013年1月26日土曜日
北野天満宮・初天神
25日、上京区の北野天満宮は縁日の「初天神」があり、境内には数多くの露店が立ち並び賑わいをみせた。平安時代に学問の神様として活躍し、‘北野の天神さん’と親しまれていた「菅原道真公」をお祀りしている社である。
一条天皇の令により初めて勅祭が執り行われ「北野天満宮天神」の神号を得て、天皇の行幸を初めてとし、代々皇室の御崇敬を受け、江戸時代には寺子屋など、学問の神様として、多くの学生たちや善男善女に親しまれている。
2013年1月22日火曜日
初弘法 東寺
日本一の高さを誇る五重塔(国宝57m)で有名な南区東寺で「初弘法」の縁日が開かれた。
会場:東寺(教王護国寺)
日時:2013/1/21(月) 8:00~16:00
住所:京都市南区九条1
交通:近鉄/JR京都駅から西へ徒歩15分
近鉄「東寺」駅から西へ徒歩5分
市バス「東寺東門」下車 すぐ
駐車場:なし TEL:075-691-3325
2013年1月21日月曜日
伏見・城南宮 湯立神楽(ゆたてかぐら)
20日、伏見の城南宮で一年の無事を祈願する恒例の「湯立神楽」が執り行なわれた。湯立神楽は午後2時から、巫女が笹で煮えたぎる大釜の湯を振り散らすことによって邪気を祓い無病息災・願望成就を祈願する神事が営まれた。
湯立神楽は日本の伝統的な神楽の形式のひとつで、神社によってかなり違いがあるがいまも各地方で営まれている。城南宮の湯立神楽は大釜に湯を沸かし、米・酒・塩を入れ、豪快に笹でかき混ぜながら勢いよく湯をふりまく神事で、湯がかかると無病息災・願望成就のご利益があると言われている。
神事の儀式は、三部構成になっており、最初は神主が本殿に礼拝し、参拝者も何度も深々と礼拝した。拝殿には4人の巫女や雅楽よる舞の奉納「祓神楽」が行われた。その後、襷掛けの巫女が、儀式に則って「湯立神楽」を執り行った。
「杓取(ししゃく)の儀」といって、柄杓で天の水を掬って大釜の湯に注ぎいれる所作をし、塩を撒いて釜を清め、沸き立つ湯に選米と神酒を入れる。次いで笛・太鼓の雅楽にあわせて神憑り(神霊が人に乗り移ること)のように御幣を手にして舞った。
いよいよクライマックスで、巫女が両手に笹の束を持ち、何回も笹の葉で勢いよく大釜の湯を散らした。参拝者は頭をさげて白い湯気としぶきを浴びて新年の無事を願っていた。また湯にかからなかった参拝者は、大釜の湯煙を足腰や、肩、頭などに撫で付けたりしていた。
古くから新築・増改築、転宅など方角にまつわる災いを祓い除き、安心を与えてくださる神として昔から崇められている。伏見・城南宮の湯立神楽は1979(昭和54)年に再開したもので、2010年以来三年ぶりとなった。
<城南宮・湯立神楽>
場所:城南宮 本殿前 電話:075-623-0846
時間:午後2:00~
料金:拝観・無料
交通:地下鉄・近鉄「竹田」駅下車、徒歩約15分
市バス「城南宮東口」下車
駐車場:無料
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