2017年8月31日木曜日

妙蓮寺 芙蓉の花

31日、本門法華宗大本山の妙蓮寺は、上京区堀川寺之内バス停を西へ入った北側にある。山門は文政元年に禁裏から移建し両袖番所付で風格を感じさている。
宗祖日蓮上人より帝都弘通の遺命を受け1294(永仁2)年に日像上人によって創建され、寺号を妙法蓮華寺(柳寺)称したのが始まりと謂われている。
境内では今、白や紅・ピンクの「芙蓉」の花が見ごろを迎えている。
芙蓉はアオイ科フヨウ属で、朝咲いて夕方には終わる一日花で、ムクゲと花が良く似ているが、木は枝を横に伸ばし葉は丸みを帯びた特徴がある。
種類も豊富でその中でも“酔芙蓉”という品種が最も人気が高く良く栽培されている。
朝は白く咲き、昼ごろには薄いピンク色に花は変化し、そして時間が経つにつれて徐々に花の色は濃くなり萎んで逝く儚い一日花である。
その様子はお酒に酔って顔色が変わっていくような感じから、酔芙蓉の粋な名前が付いた。
芙蓉は一重ピンクや一重白・一重酔芙蓉や八重酔芙蓉・くす玉芙蓉・二重ピンク・一重濃ピンクがある。
境内に入ると酔芙蓉で埋め尽くされ、大きな株や小さな株が適度に配され「芙蓉の寺」という雰囲気がした。
境内は芙蓉の花が多く、妙蓮寺は“芙蓉の名所”である。(8/31撮影)

2017年8月28日月曜日

佐志郎 ゆかた会・ギオンコーナー

27日、祇園歌舞練場のギオンコーナーで、今藤佐志郎さんの指導のもと、長唄のゆかた会の催しがある事うっかり忘れ、 今からでも間に合うと言われ舞練場へ急行した!
このゆかた会は今藤佐志郎さんによる発表会で、舞姿は拝見しているが長唄・三味線姿は二回目だった。
演目は二人椀久。
鼓と笛。
ラストは供奴、宮川町から12人の芸舞妓さんたちが長唄と三味線のコラボレーション。


この舞妓ちゃんは上七軒、中里さんの尚絹ちゃん。
本日は残念だが演目は四つ残すのみであった。
ゆかた会の今藤佐志郎さんがら感謝の言葉があった。(8/27撮影)

2017年8月27日日曜日

みやこめっせ 芸妓舞台

27日、京都市勧業館みやこめっせ「京都伝統産業ふれあい館」の地下1階では14:00から芸妓さんのイベントが行われた。
本日のご出演は祗園東歌舞会から、お茶屋・富菊さんの芸妓「富多愛(とみたえ)」さんが招かれた。
午後2時に芸妓さんの富多愛さんが、演目「京の四季」をしなやかに舞ってくださった。
祗園東のお茶屋・富菊さんの芸妓「富多愛」さん。
富多愛さんは兵庫県の出身で舞妓さんになられて切っ掛けは、ご両親の反対もなく、富菊さんに入ったという。
初々しい舞妓さんと一味ちがった花街の芸妓さん、その芸のもてなしの心を身に付けている。
芸妓舞台は前列10名がスペシャルシート(1000円+シーショット写真等々)、二列目からは予約不要で座席も自由、観覧無料である。
なお(舞い時間は写真撮影は遠慮する事)次回は9月24日の(日)で、各回 約15分間間隔で14:00からと14:30と15:00の3回に行われる。(8/27撮影)