2012年12月28日金曜日

日々是好日

今日で本年のブログ更新は最終といたします。
この一年、不定期ではございましたがブログを読んでいただき感謝いたします。
皆様方から励ましのエールをいただき、拙いブログではございましたが心から御礼申し上げます。
毎日が無事平凡であるということに感謝し健康に喜びを感じながら、自分の命を『生かされている』と信じ、さらにひたすら努力しブログを更新させて行く所存です。
皆さま、良い新年をお迎えくださると共にブログをよろしくお願い申し上げます。

2012年12月27日木曜日

京都 知恩院 大鐘楼で一足早く試し突き

27日、東山の知恩院で大みそ日の除夜の鐘の‘試し突き’が行われ年の瀬の古都に重厚な音を響かせ一足早く鐘が響き渡った。日本最大級の大梵鐘の試し突きは予定通り午後2時から3時ごろまで行われ、試し撞きを一目観ようとする観光客や市民、写真愛好家らに大梵鐘の四隅は埋め尽くされた。
知恩院の三門試し撞きを一目観ようとする観光客や市民。大勢の僧侶が全身を使い鐘を突く「除夜の鐘」の試し突きは、「えーい、ひとーつ」「そーれ」の掛け声と息を合わせ、撞木に結ばれた子綱を僧侶16人が一斉に引き、親綱1人を持つ僧が仰向けになり反り返るようにして地面スレスレに力強く鐘をついた。
始めに僧侶等が南無阿弥陀仏を唱えた。撞木に結ばれた子綱を僧侶16人が一斉に引き、親綱1人を持った。満身の力を込めて突いた大鐘の音は「グォ~ン~~」と周囲に染み渡るように鳴り響いた。大鐘楼を囲んだ数百人の人々から大きな拍手が起った。
「除夜の鐘」の試し突きは、「えーい、ひとーつ」「そーれ」の掛け声と息を合わせ、撞木に結ばれた子綱を僧侶16人が一斉に引く。親綱1人を持つ僧が仰向けになり反り返るようにして地面スレスレに力強く鐘をついた。除夜の鐘の本番は108回という鐘を撞くが一年間に作る煩悩の数といわれている。この一年間の煩悩を、鐘を撞くこと、音を聞くことによって払いのけ、清らかな心になり新年を迎える。
ことしも痛ましい災害があったが、特に原発被害で故郷を追われた方々や未だ行方不明の犠牲が多数おり鎮魂と復興の願いを込める。
僧侶は大梵鐘をみつめる!鐘を撞くことで煩悩を払いのけ、清らかな心になり新年を迎える。知恩院の大梵鐘は日本三大名鐘の一といわれ1636(寛永13)年の鋳造・青銅製で口径2・8m、高さ3・3m、重さ約70tもあり、京都七条の方広寺や奈良の東大寺の大鐘と並び日本三大梵鐘に挙られて重要文化財に指定されている。
大晦日は午後10時40分からほぼ1分間起きに除夜の鐘を叩く。108つ叩いた試し撞きが約一時間くらいで終了した。除夜の鐘を突く模様はテレビ番組中継でも紹介され、31日午後10時40分から僧侶等17名により鐘がつかれ数万人の参詣者で賑わう。年越しの風物詩、師走の古都に“除夜の鐘の試し突き”が深く鳴り音が響き渡った。

2012年12月24日月曜日

北山ウエディングストリート

北山ル・アンジェ教会と京都ノーザンチャーチ北山教会は地下鉄烏丸線松ヶ崎駅を下車、地上に上がった北山通の南北にある。北山ウエディングストリートの名を持つ北山ル・アンジェ教会は、細やかな和の心が、全ての人の心に響くウエディングをかたちにし、やわらかな光に心温まる「天使」の名をもつ教会という。
薄暮の北山ル・アンジェ教会「ル・アンジェ」の名のとおり、“天使”が見守る美しき礼拝堂を拝見した。12月24日は若者たちの間ではクリスマスイブを独りですごすことを‘クリぼっち’という。
100人ほど入る礼拝堂は自然に祈る厳かな気分になった。「ル・アンジェ」の名のとおり“天使”が見守る。そう云う自分はイブの夜、北山ウエディングストリート、北山ル・アンジェ教会に来ていたが教会はクリスマス特別礼拝が行われた。雪の降る寒い中、ガス燈で暖をとり凌いだが、若者のカップルたちのムンムンと熱気でクリスマスイブは盛況であった。
この場所でカップルたちは記念写真を撮った。玄関口で手を上げるサンタクロース。100人ほど入る礼拝堂は自然に祈る厳かな気分になり、オルガンが響き渡り四人の聖歌隊が賛美歌を歌う。当教会の牧師がメリークリスマスと挨拶、一時間はあっと言う間に経った。
ミッキーマウスのサンタさんと礼拝堂前。ノーザンチャーチ北山教会の十字架京都ノーザンチャーチ北山教会の礼拝堂もクリスマス特別礼拝であった。一昨年から電飾をシャンパンゴールドの色をしたLEDに統一したところ話題になり今年も北山ウエディングストリート全体がシャンパンゴールドの光で満たされる。高さ2.5mのクリスマスツリーがガーデンに登場し「聖なるベル」に願いごとを書き、想いを込めて結びつけクリスマスムード満点のひとときを過ごすカップルたちがたくさんおった。クリスマスイブの特別礼拝後には願いが叶うよう牧師が祈りを捧げてくれるという。
高さ2.5mのクリスマスツリーがガーデンに登場し「聖なるベル」に願いごとを書き、想いを込めて結びつけクリスマスイブ。北山ウエディングストリート・クリスマスイルミネーションイベントは、教会の持つ温かな雰囲気と幻想的な空間で毎年、多くの人々が訪れる。

2012年12月23日日曜日

植物園2012クリスマス・イルミネーション

師走に入ると街中のクリスマスムードが高まってイルミネーションでデコレートされた金銀の木々が眩しく光を感じる。府立植物園は、東は比叡山、西は鴨川の清流、北は北山連峰を背景とした景勝地にあって日本最初の代表的な公立植物園である。
北山門前のトウカエデと噴水トナカイの馬車、カップルは記念写真を撮っていた!総面積約24万㎡、収集栽培植物は約1万2000種もあり、広大な中央芝生地や梅・桜、バラ園、日本の森植物生態園などがあり府民は四季折々、花を愛でて楽しんでいる。
マスコット「まゆまろ」ちゃんと記念撮影!北山門広場の高さ約15mのトウカエデの木も光をまとった姿は凛々しく、照明の色が変る噴水が彩を添えた。
正門側から見たイルミネーション。園内は巨大なクリスマスツリーやトナカイの馬車など、キラキラ輝き光るファンタジーに感激、彩られたイルミネーションに訪れたカップルや家族連れらは笑顔を魅せていた。
園路には約12万球のLEDなどのイルミネーションで飾られ、照明を抑えた観覧温室内では「ポインセチア展」も開かれている。昼間とは違った趣で、幻想的な雰囲気の中で鮮やかな赤のボインセチアがクリスマスムードを高めていた。
ノートルダム女子大の学生さんの練習風景。京都ノートルダム女子大学によるハンドベルコンサート 植物園会館での京都ノートルダム女子大学によるハンドベルコンサートが行われ、ホワイトクリスマスや聖しこの夜など計7曲を集まった人々に披露した。
ハリモミのイルミネーションもまさに本物のクリスマスツリー?正門側のハリモミのイルミネーションもまさに本物のクリスマスツリー、暗闇に樹木がライトアップされ水墨画のような雰囲気をかもしだす冬の植物園である。冬の京都府立植物園クリスマス・イルミネーションは24日まで、植物の観賞をじて一般の方々にも愛され府民の憩いの場として公開している。

2012年12月22日土曜日

終い弘法 東寺

昨日(21日)、北区の不思議不動院・かぼちゃ大師供養の帰り、日本一の高さ57mを誇る五重塔(国宝)で有名な南区の東寺で「終い弘法」に行った。
東山門を入るとぎっしりと人の波で動きがとれない・・・金堂は毎月21日、本尊・薬師如来や日光、月光菩薩を礼拝することができる。東寺を開いた真言宗の祖・弘法大師(空海)の命日でその威徳をしのび、境内に市が立つようになったと言われている。
大師堂前の末香の煙りを悪いところに・・・鼻水を垂らしながら御影堂前でお経を唱えるお坊さん。毎月21日に開かれる縁日が「弘法さん」であり、一年最後の12月21日に行なわれるものを、特別に「終い弘法」と言って、年の瀬ならではの慌ただしさと活気に満ちた情景が繰り広げられる。
境内にはところ狭しと露店がビッシリと並び、威勢の良いかけ声が飛び交った。金堂前の骨董屋さん。境内にはところ狭しと露店がビッシリと並び、威勢の良いかけ声が飛び交った。骨董屋、古着屋、植木屋などさまざまな市が出ていた。
縁起の佳い万両それらを観て廻る(自分もその一人・・・)人の波に押され、境内はまっすぐに歩くのは困難なほどであった!!
東寺が出る前からあった神社。一年の無事を感謝し、新しい年の始まりに期待を寄せ“弘法さん”にお参りしようと各地から観光バスを連ねてやってくる「終い弘法」、 いやが上にも迎春ムードは沸き立つ京の年の瀬を彩る風物詩である。

2012年12月21日金曜日

かぼちゃ大師供養(不思議不動院)

21日、冬至の日にカボチャを食べると“中風除けやぼけ封じ”によいという風習から、無病息災の祈祷法要があり不思議不動院に出かけた。冬至と言えば不思議不動院では、カボチャ焚きが振舞われ“不思議之谷のお不動尊”と呼ばれ親しまれている。
不思議不動院の本堂(護摩堂)2009年訪れたが、その後不思議不動院や天門院も変わってしまった。恒例の「かぼちゃ供養」は50年ほど前に不思議不動院に祀られる高さ30cmほどの弘法大師像にカボチャを供え、お下がりを信者に振る舞ったのが始まりである。
二代目が弘法大師を祀り祈祷護摩を焚く。本堂は25、30名位、狭いながらも参拝者は手を合わせていた。本堂では、名前と年齢を書いたばかりの護摩木を丁寧に組み、法螺貝や太鼓のリズムに合わせて燃やし供養した。
テレビカメラの報道も入っていた!やわらかく煮たカボチャを美味しくいただいた。冬至の日に行われるかぼちゃ供養は、ぼけ封じや中風を防ぐご利益があるとされ参拝者は護摩木に願いをしたため、本堂に参詣した後、かつおと昆布のだし汁で甘く煮込み、砂糖と醤油でやわらかく煮たカボチャを美味しくいただいた。
天龍大神心字池の畔に天龍大神が祀られ、学問、商売の神として参拝者が多い。バスツアーで訪れる参拝者・観光客もあり護摩たきが終わると、境内は俄かに賑やかな雰囲気になった。 境内に広がる甘い香りに誘われて、中風除け、ボケ封じにご利益があるカボチャ供養、ご家族の健康も祈って、器に入れて持ち帰る人もおった。 地元の人々も暖かく出迎えてくれる、素朴な伝統行事が京の街に残っている。
原谷、蓮華谷へと続く広大なお狐山の山域一帯を霊地とする真言宗の根本道場。水子の霊を慰め供養する水子地蔵菩薩。金閣寺の西一帯から原谷、蓮華谷へと続く広大なお狐山の山域一帯を霊地とする真言宗根本道場であり、境内には本堂を中心に、かぼちゃ大師堂、お狐大明神、子授け地蔵など多くの祠堂が建っている。 北区「不思議不動院」の行き方は、原谷方面行きの市バス「M1」に乗り換えて衣笠氷室町下車すぐのところであるが、1時間に1本ほどで不便である。
<不思議不動院>
●かぼちゃ焚き 1杯 500円(護摩木:1本200円+カボチャ:300円)
「12月21日10:00~14:00頃まで(無くなり次第終了)」
場所:京都市北区衣笠赤坂町1番地  電話:075-462-6628
拝観:無料
拝観:9:00~15:00
交通:市バスM1「衣笠氷室町バス停」より徒歩約1分
      「金閣寺前」より徒歩約15分。
駐車場:あり