二人のお店だしがあるのは、お茶屋「多麻」さんのまめ春さんとまめ柳(りゅう)さんのお二人であった。
多麻さんは祇園甲部で創業43年の芸舞妓のキャリアを持ち、市文化財保護や大阪M放送TV取材に来ていた。
晴れてデビューする新舞妓さんは、お茶屋・多麻さんの「まめ柳」さんと「まめ春」さんは満面笑顔で12時半過ぎ、男衆さんと挨拶に向かった。
このお二方はお仕込みから晴れて舞妓さんになるための、京舞・家元の井上師匠の手解きを受けたお店だしである。
お店出しとは舞妓さんが華々しく花街に初登場のことで、これから芸姑さんを目指して修行をしていくお披露目である。
幼い少子が晴れて正式に舞妓さんになったことを祝って、べっ甲の簪(かんざし)に銀の挿し物で、お店だしの特別な髪型になる。
二名の新舞妓さんは、姉芸妓さんたちと三々九度の盃を交わす「お盃」の契り交わす儀式が行われ、この日から3日間は姉芸妓さん等に化粧をしてもらうという。
京都には祇園甲部に22名、祇園東に6名、上七軒7名、先斗町7名、宮川町23名(3/10現在)が、お茶屋(置屋)に舞妓さんがいるという。
まめ柳さん、まめ春さん、お疲れさんでした。 隣りの祇園東のお店だしに14時半急行した。(3/10撮影)
0 件のコメント:
コメントを投稿