2015年3月13日金曜日

黒谷さんの観梅 金戒光明寺

金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)は浄土宗大本山の一つで、左京区黒谷町にあり京都の人々から「くろ谷さん」と親しまれ、知る人ぞ知る隠れた梅の名所となっている。
知る人ぞ知る隠れた梅の名所となっている。
後小松天皇宸翰「浄土真宗最初門」の勅額がある。承安5(1175)年、比叡山を下りた法然上人が草庵を結んだ地で、山号は紫雲山、本尊は阿弥陀如来で知恩院と並ぶ浄土宗最初の寺院である。
極楽橋と三重塔。上人は黒谷で休憩のとき、石から紫雲が立ち上り、金色の光が放されるのをみて「紫雲山光明寺」と号したという。また第8世運空は後光厳天皇に戒を授けて、金戒の二字を賜り、その後、金戒光明寺と呼ぶようになったという。
塔頭、金光院の紅梅。 山門には後小松天皇宸翰「浄土真宗最初門」の勅額がある。間口約15m、高さ約23mで、1400年前後の建立とさている。
阿弥陀堂前の紅梅。
山門2階には釈迦三尊像や十六羅漢像、天井画「蟠龍(ばんりゅう)図」があるという。
極楽橋から見た二種類の梅花。 最も古い建物である阿弥陀堂前には紅梅が2本と若梅木が植えられていた。  
また源氏の武将熊谷直実の「よろい掛け松」は、現在三代目の松はすくすくと育っている。お次は真如堂の梅とスミレを見よう。(3/13撮影)

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