2020年2月29日土曜日

祇園甲部 福嶋さんの紫乃さん

花街 祇園甲部で衿替えやお見出しのにぎあい最中、福嶋さんの芸妓(げいこ)の紫乃さんが男衆さんとお茶屋を訪問しているところに遭遇した!
もしや壽退社・・・?結婚を機に祇園を去る決意をしたのか…。 
紫乃さん、男衆さんは、‘ばれかた~’と云っていた。
花街を去る際は「引き祝い」と称し、「引祝」と書かれた三角の和紙に芸妓名と本名を書き、関係者に配る慣わしなっている。
祇園ではいまも結婚すれば芸妓を引退する伝統を受け継いでいるという。
この数年の間にも、結婚を機に、惜しまれながら引退した芸妓さんは複数いる。(2/27撮影)

宮川町 ふく侑ちゃんのお見世だし

花街宮川町の置屋 「しげ森」さんで27日、“お見世だし”という儀式が行なわれ、ふく侑ちゃんと三々九度の盃を交わした。
午後1時、晴れてデビューとなったが、「ふく侑」ちゃんが記念撮影も済んでいた模様であった!
宮川町しけ森さんのふく侑ちゃん。
華やかな色紋付に身を包んだ「ふく侑」ちゃん。
しげ森さんの女将さんが、ふく侑ちゃんのご両親と話をしバイバイと名残を惜しんだ。
アマ写真家の方は10名位が居ったが帰っていった。
午後2時30分頃から、男衆さんの先導で、いよいよ「ふく侑」ちゃんのお店出しがスタートしたという。 (2/27撮影)

2020年2月28日金曜日

祇園甲部 小衿さんの襟かえ

花街・祇園甲部で27日、置屋 さん廣島家で舞妓さんから芸妓さんに代る「襟替え」があったが、この日は『大安 吉日』で宮川町でも行われた。
主役の「小衿」さんは、廣島家の前で記念写真撮影をした。
小衿さんはフアンも多く、大勢のカメラフアンの方々は一斉にシャッターを切った。
男衆さんと小衿さんは、挨拶廻りのため廻った。
羽織着物姿の男衆さんと芸妓の小衿さんは挨拶に向かった。
男衆さんと「小衿」さん。
小衿さん、鬘の姿も好くお似合いだった。
芸妓の小衿さん、 口元や目尻の京紅がとても美しく、艶っぽさがあった。
西村さんの依子ちゃんも今日お店出しをした。
黒紋付に身を包み扇子を持ち、小衿さんは着物の裾をたくし上げ“襦袢”は金銀摺箔文様入りの正装であった。
舞妓さんは、小衿さんに「おめでとうさんどす」と声を掛けた。
四条花見小路通の交差点・・・晴れやかな表情をする廣島家さんの小衿さん。
着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから『襟かえ』といわれるもので舞妓を卒業、芸妓(げいこ)になるお披露目である。
女将さんに小衿さんは、「おかあはん、どうぞよろうしゅうにおたの申します」とあいさつの声が響いた。
日頃お世話になっているお茶屋の女将さんやご贔屓筋さんにご挨拶して廻る慣わしで、男衆さん、芸妓の小衿さん、ご苦労さんでした。(2/27撮影)