会長の半像が眠る標高177㍍、コブシと椿とミツバツツジ、桜が咲いているところで休憩し坂を降りた。
その樹林の途中で可愛いカタクリの花の群生地に出遭えた。
カタクリは多年草でユリ科の仲間で、小さな花だが日光が射して来ると花は開き夕方には閉じてしまう可愛い花である。
左、ユリ科のショウジョウバカマの花も咲いていた。北の山地に自生する多年草で3~4月頃に10cmくらいの2本の葉を出して淡紫色の愛らしい花が一面に咲く。
当園は94,000 平方メートルの広大な山林に薬用植物を中心に約2,400種の植物を保有・栽培しており、『生きた薬草の博物館』といわれておる。
この京都薬用植物園は5回目の來園で、某薬品メーカーが1933(昭和8)年に京都薬草園として開園、以来、一貫して薬用植物の栽培研究や遺伝子資源の収集・保存を行なって来たという。
春の花の真盛りで頂上から樹木園に降りて来る途中、ミツバツツジやツバキ、コブシ、サクラも咲てマンサク科のヒュウガミズキ(イヨミズキ)やチョウセンレンギョウの黄色い花や濃い桃色のヒカン桜は一際綺麗だった。(3/30撮影)
<京都薬用植物園>
住所:京都市左京区一乗寺竹ノ内町11
電話:075-781-6111
見学:事前=予約必要(春・夏・秋3回)
交通:地下鉄烏丸線松ヶ崎駅 市バス北8番一乗寺清水町下車徒歩15分
叡山電車 修学院駅下車徒歩15分
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