2015年3月24日火曜日

祇園東 お店だし

昨日(23日)、東山・祇園東の置屋「岡とめ」さんでは舞妓さんの初デビューを飾る「お店だし」が14:30ごろから行なわれた。 岡とめさん前で写真愛好家は「寒の戻り」という冷えるなか2時間ほど待っていた。
先輩芸姑さんの名から一字もらい、雛祐さん。
置屋「岡とめ」さんでは舞妓さんの初デビューを飾る「お店だし」があった。記念写真を撮影に先輩芸姑「雛菊」さんと「雛祐(ひなゆう)」さんが店前でポーズを撮ってくれ俄かに活気付いた。
ご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶をした。
今日デビューする新舞妓さん「雛祐」さんと雛菊さんと男衆さん三人でご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶をした。
横顔も素敵な新舞妓の雛祐さん。
雛祐さんは笑顔で茶屋組合に入った。だが挨拶に廻ってポツリと小雨・・・ミゾレが降りだした?
芸姑、雛菊さんの後に続いた。
男衆さんが番傘を挿してくれた。男衆さんの差し出す赤い番傘で凌いで新舞妓さんの「雛祐」さんはコートも羽織らずご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶をした。
ほんのり番傘の色が挿して美しかった。置屋では、舞妓さんになるまで「仕込み」さんと呼ばれ、京言葉や立ち振舞いなど舞の芸事を習得し、これらが及第点に達し、やっと舞妓さんになれるという。
お知り合いでも居たのか驚いた表情が印象的!
おかあさん、これからもよろしくおたの申します。 あまりの厳しさに、仕込み期間の途中で挫折してしまう少女もあるという。
店だしとは『舞妓さんデビュー』のことで、幼い少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式をすることをいう。
芸姑、雛菊さんと記念撮影した。
まんの中で・・・。店出しは、特別な日で襟足のおしろいは三本足(通常2本)に塗る。 また一年未満の舞妓さんは『下唇』にしか口紅をつけることができないという決まりがある。
歓亀神社にも舞妓さんなったことをご報告した。舞妓さんと芸妓さんの違いは、舞妓さんの場合、地毛を結い花簪(はなかんざし)で華やかに飾る。
雛祐と染め抜かれた赤い
新舞妓さんの「雛祐」さんは「芸妓」になる前の5~6年の修練期間経て一通りの舞や三味線、お囃子などを勉強し芸妓さんになるための修業をするという。
巽橋を渡ってご贔屓筋にあいさつをした。
公の廓とされた祇園内六町の新地が明治19(1886)年に京都府の命で二分され、昭和24(1949)年に東新地と呼ばれ一時は「祇園乙部」と呼ばれていた。
最後に満面の笑顔を振舞ってくれた。
戦後は祇園東の名称となり東大路、四条通り、花見小路、新橋通りで囲まれた区域という。
先輩舞妓の駒子さんは可愛い感じがした。
写真ポーズを撮ってくれおおきにありがとさん。雨もそんなに強くなく冷え込むが1時間半ほとで廻り終えた。芸姑の雛菊さん、雛祐さん、お疲れたんでした。おまけ(3/23撮影)

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