27日、長岡天満宮の深紅のキリシマツツジを見てから阪急電鉄の河原町終点へ行き、市バスで寺町通にある本満寺の境内の八重桜と牡丹を観に行った。
いま八重桜の関山が満開で、牡丹が綺麗に咲ているいるが昨夜来の雨に濡れてかなり弱っていた!
日蓮宗六条門流の本山で、広宣流布山本願満足寺といって、江戸時代には徳川家の祈願所でもあったという由緒ある寺院である。
本圀寺から分立し、1410(応永17)年、関白、近衛道嗣の子、日秀が近衛殿(現在の同志社新町校舎)の南側に建立した。
色鮮やかな牡丹の数々。
創建当初は本願満足寺と寺名であったという。
その後、焼失、再建を繰り返し、現在地に移転、本尊は十界大曼陀羅を祀っている。
北側には妙見宮がお祀りされ、洛陽十二支妙見めぐり丑(北北東)、出町の妙見さんと呼ばれている。
班入りの牡丹。
黄色の牡丹はやや遅い・・・。
早咲きの大きな枝垂れ桜に始まり、その後は境内全体にソメイヨシノが美くし咲き乱れている。
さらに八重桜の関山が咲き、境内の各所でさまざまな色の牡丹が咲き誇っている。
同寺は観光寺院ではなく、隠れた桜の名所であり境内と牡丹と八重桜がとても美しく咲いている。
今年は病院生活で紅しだれ桜は観ることが出来なかったが満開の牡丹を観ることができた。(4/27撮影)
<本満寺 八重桜と牡丹>
住所:京都市上京区寺町通今出川上ル2丁目鶴山町16
拝観:自由
時間:午前9:00~午後17:00まで
交通:市バス「葵橋西詰」より徒歩約5分
京阪電車「出町柳」駅より徒歩約10分