そこは京都嵐山の近くにあって、嵐電嵯峨駅の直ぐ傍に住んでいる元高校教師・亀山さん宅で『バラと喫茶店』を行なっている。
世界一のバラ「ラ・ビ・アン・ローズ」がことしも美しく咲き誇り地域住民に一般開放している。
バラとの縁は長女が誕生したのをきっかけに十株植えたのが最初で、以来、全国のバラ展などで優勝することなんと400回にも達したという。
その後、ピンク色をしたこの白いバラを人口交配により作りだし、世界的に権威のある「ベルファスト市国際バラ・コンクール」で日本人として初めて優勝したという。
でも既成の品種を美しく咲かせては「勝った、負けた」を繰り返すのに嫌気がさし、いまは新しい品種の開発を取り組んでいるという。
背後の建物は自宅の庭に建てられた喫茶店「ラビアンローズ」は花の咲かない厳冬期は店を閉め、バラの手入れにいそしむというから、あくまでもバラ中心の人生である。
亀山さんはバラの美しさで心と身体を癒やしてもらおうと喫茶店の周囲一面に美しいバラを植えた。
バラの花は満開のようであったが訪ねるのが1週間あまり遅かった。
個人でこれほどまでにバラの花の種類を手掛けている亀山さんに脱帽した。
バラの花は咲き誇り、ゆっくりと寛いで観る人々を魅了するバラの花、芳しい香を放って心を癒してくれた。(5/24撮影)
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