午前9時開門してすぐ植物園へ行き、まっすぐに美しく咲くシャクヤク園を観てから、生態園を覗いた。綺麗なシャクヤクもよいけれど、新緑の芽吹いたいま、また違った見方もあり思わぬ発見をした。
チョウジソウ(丁字草)は、リンドウの仲間でキョウチクトウ科の多年生植物という。ユキノシタ科のウツギがキレイに咲いていた。
本州(特に伊豆、三重、和歌山、京都、兵庫、中国地方)四国、九州などに
分布する「コガクウツギ」もあった。ニシキギ科のツリバナは少し遅かった。
本州、四国、九州などに分布する可愛いキク科の「ミヤマヨメナ」も咲いている。
ヤマボウシは白色4枚の花弁にみえるのは、中心に小花がたくさん集まっているという!
奈良県の大峰山に自生する「オオバオオヤマレンゲ」は落葉樹でオオヤマレンゲは深山に咲く蓮に似る花という。
朝鮮半島や中国にもあり、モクレン科で咲いた花は一日花の宿命で直ぐ枯れ落ちて夢儚い運命を辿るという。
隣に神社などに良く植えられているモクレン科の「トウオガタマ」がある。花は5~6月でバナナに似た好い香りがする。
アゲハ蝶が乱舞しているのはアジサイ科の「セイヨウバイカウツギ」である。帰り道は椿園を通ったがご婦人が職員から説明を受けていた。
普通のカツラはあるけれど府立植物園に「枝垂れカツラ」は一本しかないという。ところで秋、植物園の中を歩かれると甘い香りが漂っている。これはカツラという樹木が出している香りで、花ではなく葉から出ているものだとう。 新緑の府立植物園だった。(5/13撮影)
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