得浄明院は信州善光寺の117世・尼僧、誓圓尼(せいえんにょ)の開山で山号は本覚山、信州・善光寺参りが困難な人のために建てられた京都別院である。
通常非公開の尼寺で宮家とゆかりが深く、一光三尊阿弥陀如来の分身を本尊仏として安置されている。
明治時代、長野県信州まで参拝するのは難儀であったため、関西の近くで善光寺如来のご縁を結ばせたいとのおもいから尼寺として建立された。小規模であるが信州善光寺とまったく同型の本堂が建てられている。
皇族である誓圓尼公は、伏見宮家第三皇女で明治天皇の伯母にあたり、余生を静かに暮らすために信州から京都に戻られ、隠居中に得浄明院を建てられた。
この地はもともと、誓円尼公の兄・華頂宮(かちょうのみや)の御殿「華頂殿」があった場所である。
一初の特徴は乾いた土壌に植えられ火災や台風から家を守る厄除けの意味を持ち、昔は茅葺きの屋根の上に植えられたという。 境内を彩るイチハツをはじめ、ドイツアヤメなどの品種もあり、5月中頃まで「戒壇めぐり」が特別公開されている。 (5/2写真撮影)
<得浄明院>
住所:京都市東山区新橋通大和大路東入3丁目林下町459
電話:075-561-3767
拝観:300円(特別拝観中は500円)
時間:午前9時~午後5時
交通:市バス知恩院前下車3分
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