気品のある花が魅力なシャクナゲは、日本高山に自生するものを「日本シャクナゲ」、欧米で改良されて日本に来たものを「西洋シャクナゲ」と呼んでいる。
西洋シャクナゲは、中国南西部やヒマラヤを中心とするアジア地域から採集されたさまざまの原種のシャクナゲが、ヨーロッパやアメリカ地方に渡りそこで改良されたものである。
品種も多く、開花期も4月から6月まで早咲きから遅咲きがあり、開花期間も株全体で約3週間ほどで、いくつかの品種を組み合わせれば相当長い間、花を楽しむことが出来る。
西洋シャクナゲの違うところは、花が大きく、花色もカラフルで数多くの品種があり満開の時期は美しく見事に咲き誇っていた。
シャクナゲの原産地はヒマラヤや中国の雲南省、四川省などの山間部と言われている。日本は環境があまりにも違うため栽培は容易ではなかったが、シャクナゲ愛好家の努力で品種改良されて栽培ができるになった。
府民の憩いの場として府立植物園へ行きシャクナゲを観賞した。(5/3撮影)
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