2018年11月27日火曜日

二条城 山国隊が行進 

25日、中京区の二条城で唐門をくぐって行進する山国隊(やまぐにたい)一行が10時半から行われた。
二条城東大手門を出発し、鼓笛演奏しながら80人の行進は約1時間かけて唐門や二の丸御殿前を巡った。
戊辰戦争で旧幕府軍と戦った山国隊の姿を今に伝える。
世界遺産・二条城で行進し、鼓笛演奏を披露した「山国隊軍楽保存会」の一行たち。
山国隊は慶応4年、東征する新政府軍に協力するために丹波国山国村(現・京北地区)の農民らが結成して誕生したという。
明治元年11月25日に京都へ凱旋した歴史にちなみ、二条城での行進が実現した。
結成150年を迎えた山国隊は記念撮影をした。
多くの観光客が見守るなか、二の丸御殿前では、礼式曲の演奏も披露され、辺りは厳かな雰囲気に包まれた。
行進には、山国隊が戊辰戦争で鳥取藩十三番隊として出陣したメンバーらも参加した。
山国隊結成から150年という節目の年に、歴史ある二条城で行進でき感慨深いと関係者は話した。(11/25撮影)

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