2018年7月14日土曜日

祇園祭 長刀鉾稚児「社参の儀」

13日、長刀鉾の稚児「社参の儀」とは、お稚児さんが「神の使い」としての資格を得る儀式で、「お位もらい」とも言い、稚児は十万石の大名と同じ「正五位少将」のしるしとなる「杉守り」を授かるという。
お稚児さんの小林勇太朗(こばやしゆうたろう)君は、金色の立烏帽子(たてえぼし)に水干(すいかん)姿で白馬に乗り神社に到着した。
本殿では、神事が執り営まれ稚児らが神妙な面持ちでお祓いを受けた。
稚児は「杉守り」を受け取り、この日から「神の使い」となり精進潔斎、引き締まった表情であった。
補佐役の禿二人。
汚れた地面に足をつけず、強力(ごうりき)の肩につかまり白馬に乗って移動した。
馬に跨り小林君(8歳)と笑顔で見つめる両君・・・。
補佐役で禿(かむろ)の大岩勇仁君(9歳)と伊東諒(まこと)君(8歳)が努める。
山鉾巡行までの間、稚児らは「神の使い」として扱われ、「女性が作ったものを食べない」「地面に足を着けない」などの決まりがある。
境内にある中村楼で休憩(昼食)、この日から稚児は、精進潔斎の毎日を送り17日の山鉾巡行を迎える。長刀鉾のお稚児さんと禿(かむろ)の二人が八坂神社を参拝し、「社参の儀」に臨んだ。この後、新町山鉾曳初めにつづく・・・。(7/13撮影)

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