2018年7月13日金曜日

祇園祭 山鉾曳初め(先祭)

12日、祇園祭の山鉾は伝統の技を誇る宮大工によって組み上げられ、14:00から函谷鉾、14:30から鶏鉾、15:00から月鉾・菊水鉾、15:30から、長刀鉾の5基の曳き初めが行われた。
月鉾の日光東照宮の眠り猫でも知られる名工・左甚五郎の作と伝えられ、国内の神兎の中で最高峰と言う。
月鉾の車輪の取り付けに間に合った!
四条室町付近の函谷鉾は、14:00から曳き初めが行われた。
鶏鉾は池坊から浴衣姿のギャルたちが毎年曳初めに参加している。
お嬢さんたちは、うちわ片手に綱を曳いた。
鶏鉾に四条通りを挟んで菊水鉾曳初め。
鶏鉾とギャルたち。
月鉾、エンヤラヤーの掛け声を合図に、洛央小の児童は慢心の力を込め引張って鉾は動いた。
菊水鉾が準備が整って、さぁ~これから曳き初めだった。
鉾の曳き初めは、老若男女、誰でも参加でき、観光に訪れている方々でも笑顔で綱を曳いた。
四条通の2車線を通行止めにして東に進み、本番宛ら「コンコンチキチン・コンチキチン」のお囃子でエンヤラヤーの掛け声で綱を引いて、巨大な鉾を動かし一足早く祭の雰囲気を高めた。
四条寺町付近まで行って戻る長刀鉾は、曳き初めに1時間を要した。
曳初めなか、お稚児さんは「太平の舞」を舞った。
お稚児さんと禿(かむろ)の二人。
長刀鉾の「鉾頭」にかざした長刀は、疾病邪悪を祓いながら進み、刀先は「御所」の方向を向いていた。(7/12撮影)

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