2016年6月17日金曜日

真如堂のアジサイ

15日、左京区にある真如堂をお参りし、本堂右横を散策し、萬霊堂前のアジサイ園に行った。 毎年6月上旬から、沙羅の花が咲いていて、お釈迦さまが入滅のとき、枯れたと伝えられる沙羅双樹である。
朝に咲いて夕べに散るというはかなさから、仏教の無常観を表す花とされて森林浴の中、アジサイ園についた。
紅葉で名高い真如堂は、梅雨の折、参拝の人影も少なくは絶好の撮影日和であった。
大輪のアナベルの花がひっそりと咲いていた。
アジサイは別名、「ハイドランジア(七変化)」とも呼ばれ、ガクアジサイとホンアジサイの2種類に分かれいる。
アジサイは元々日本原産の植物だが18世紀頃ヨーロッパに渡ったガクアジサイが品種改良され、手毬のような形になったという。
ガクアジサイのガクは「額」とガクアジサイの萼(がく)は違って、ブロッコリーのように小さい花が密集した形になっている。


花が額縁のように萼で囲っているので、ガクアジサイと呼というが、とっても紛らわしく、花びらではなく萼(がく)に色がついたもので花ではないという。
ともあれアジサイの花は七変化、その花言葉もいろいろある。
美しく咲いた八重ガクアジサイ。
青色のアジサイの花言葉は忍耐強い愛という。

真如堂の「アジサイ園」は、五年目になりアジサイの樹木も生長し、美しい花を咲かせていた。(6・16撮影)

0 件のコメント: