2016年6月13日月曜日

京都薬用植物園 初夏の特別見学会

13日、雨の降る中、左京区にある京都薬用植物園に行って「初夏の特別見学会」を見た。霧雨で14,5人が一つのグループになって係員から薬用ハーブ植物のお聞し話を聞いた。
シソ科の「イブキジャコウソウ」(右)は、全草と発汗と利尿作用に用いられる。
ミカン科の「アサクラサンショウ」は突然変異で棘がなくなったという!
キク科「アンティチョーク」は胆汁の分泌促進、利尿作用がある。ハマビシは果実に浄血、利尿、消炎があるという。 
ヤナギハッカ(シソ科)は、全草、去痰、健胃、利尿作用がある。セージ(シソ科)は、防腐、抗炎症作用という。
テントウムシが重なって・・・、セリ科の「コエンドロ」の果実は、健胃、消化促進作用という。
キク科の「ノコギリソウ」は全草、健胃、強壮、止血、鎮痛、白い「セイヨウノコギリソウ」は止血、抗炎症作用など傷の治療に用いられる。
シソ科の「オニサルビア」は全草に鎮痙、通経作用があり、香料にもなるという。キツネノマゴ科の「ハアザミ」は葉に止血、利尿作用がある。
セリ科の「アンミ」は果実に喘息治療剤という。セリ科の「ウイキョウ」は胃の鎮痛などに用いられる。
スイレン科の「オゼコウホネ」は滋養強壮として根や茎が用いられる。こちらはモリアオガエル。
ショウガ科の「ガジュツ」と、ミカン科の「キハダ」の花。
ゴマノハグサ科の「アカヤジオウ」右、「カイケイジオウ」も根は補血、強壮、解熱、滋養作用に用いる。
ナツメの花、ヒメハギ科の「ヒロハセネガ」は、根に。去痰作用があるという
マオウ(麻黄の地上茎)、アンズが色付いていた。薬用植物園は某薬品メーカーが1933年(昭和8)に京都薬草園として開園したという。
薬用植物園は民間行なっているもので年三・四回(初春・初夏・初秋)の特別公開しかない。 (6/16撮影)

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