2015年3月4日水曜日

京の流しびな 下鴨神社

昨日(3日)、左京区下鴨神社で「京の流しびな」の神事が11:00から営まれた。大勢の市民や観光客が見守る中、平安装束の束帯(そくたい)姿と十二単(ひとえ)の正装の男女が桟俵(さんだわら)の小舟に乗せた人形を境内の御手洗川に放した。
3月3日の桃の節句に下鴨神社境内を流れる御手洗川で行われた。
橋殿に飾ってある七段飾りの雛人形。恒例の「流しびな」は、3月3日の桃の節句に下鴨神社境内を流れる御手洗川で行われた。
100人の方に無料で配られた。
簡素な白梅模様の可憐な夫婦雛。京の流しびなの桟俵は、赤衣に金の袴烏帽子、簡素な白梅模様の可憐な夫婦雛、大と小があり、100人の方に無料で配られた。
近隣の園児たち。
女性は十二単を着るため橋殿に入った。十二単の女性は10:30ごろ、“五衣唐衣裳”(いつつぎぬ、からぎぬ、も)の衣装を着た、近隣の園児が到着した。
斎主さんが桟俵を流した。
神職がお祓いをする。流し雛の儀は斎主、宮司、そして平安貴族の公家(くげ)の男女の順で行なわれたが、舞妓さんの姿が見えなかった。
平安貴族の公家(くげ)の正装の束帯姿と十二単の男女が続く。
平安貴族の公家(くげ)の正装の束帯姿と十二単、正式名は“五衣唐衣裳”(いつつぎぬ、からぎぬ、も)の衣装で男性と女性の順で流し雛は流された。
メーンイベント、シャッター切られた!子どもの成長を願い、御手洗川に流すと心が清められ、すべての厄はのがれられると言い伝えられている。
近くのきらら幼稚園代表が桟俵を貰い、小さな姿で歩みそっと流しびなを放った。
あれっ~桟俵がひっかかった!!
和紙で着物を作り、顔は土を丸め胡粉を塗った素朴な人形に願いを込め、御手洗川に流し、女の子の無事な成長を祈った。
輪橋(そりはし)と光琳の梅。
京都タワーのマスコット・たわわちゃん。最後に京都タワーのマスコット・たわわちゃんが愛嬌たっぷりに桟俵の流しびなを御手洗川に流した。
三本足の八咫烏(やたがらす)。
マスコットの「よろいこううだろう」を発見した!流しびなは、日本古来の伝統行事で人形に災厄を託し、川や海に流すことによって厄祓いする習慣から始まった。
馬酔木(あしび)の傍にある、君が代の「ざされ石」。
小鳥も雛祭りを知ってか知らないか、参加してた?御手洗川前では、大勢の参拝、観光客が次々と大小の桟俵の乗せた「人形(ひとがた)」を川面に浮かべ桟俵の人形で美しく彩られていった。(3/3撮影)

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