2013年11月17日日曜日

洛西 花の寺 (勝持寺)

16日、西京区大原野の金蔵寺から‘花の寺’として親しまれている天台宗・勝持寺の紅葉を観に寄ったが途中、ざくろの実がなっていて写真を写した。小塩山大原院・勝持寺は、西山連峰の麓にあって、由緒ある古い寺である。
不動堂の石段と見上げれば紅葉。
阿弥陀堂前のモミジのグラデーション。西行法師ゆかりの寺として古くから桜の名所と知られ、別名「花の寺」として広く知られている。
阿弥陀堂は黄色のカエデが・・・。
書院の西側に紅葉が・・・。法師が植えたと伝えられる「西行桜」をはじめ、境内には100本以上のサクラや紅葉が植えられ、春は桜満開、秋は紅葉が真っ赤に色を染めて参拝者も観光客も圧巻する。
薬師如来の提燈と瑠璃光殿、鮮やかに色づく。
真紅に紅葉したモミジ。天台宗・勝持寺は680(白鳳8)年に天武天皇の勅により創建となっている。
鐘楼と色づき出した紅葉。
応仁の乱の兵火により全てが焼失し、江戸時代には「桂昌院」の帰依を受け、現在の建物は再建されたものである。
神変大菩薩役の行者が創建したのが始まりで、791(延暦10)年に伝教大師が桓武天皇の勅を奉じて堂塔伽藍を再建、本尊の薬師瑠璃光如来を一刀三礼をもって刻まれたと伝えられている。
冴野の沼の紅葉。
冴野の沼の鷺は何を狙っているのかな?仁明天皇の勅願によって838(承和5)年、塔頭四十九院を建立されたが、応仁の乱の兵火に遭い仁王門を除き全てを焼失している。
鳥羽上皇に仕えていた佐藤兵衛四義清こと、西行法師が当寺で出家、桜を吟愛したことから「花の寺」を呼ばれるようになったという。
ざくろの実がなっていた!
境内には、自生のモミジが紅葉、書院前を通り土塀越に観る紅葉の景色は圧巻であり17日と来週の土日はお薄(抹茶)を用意していると言った。
美しい紅葉が土塀に影を落として・・・。
本堂前の景色といい少し時期は早いが、土曜日とあって参拝者と観光客が大勢訪れて、美しく紅葉したモミジを背景に記念撮影する光景が見られた。つづきは大原野神社の紅葉とする。 (11/16写真撮影)
<勝持寺(花の寺)>
住 所:京都市西京区大原野南春日町1194 電話:075-331-0601
時 間:9:00~17:00
料 金:大人400円 ・障害者200円
交 通:市バス 「 南春日町 」下車徒歩15分

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