2012年11月11日日曜日

洛北 圓光寺の紅葉

‘家康ゆかりの寺’で、最古の木活字を残す圓光寺南禅寺の研修道場と書かれた圓光寺9日、‘家康ゆかりの寺’で、最古の木活字を残す圓光寺(えんこうじ)に行った。圓光寺は臨済宗南禅寺派に属する古刹で、号は瑞巌山(ずいげんざん)という。
圓光寺は臨済宗南禅寺派に属する古刹、紅葉が美しい書院の縁側には赤毛氈の上で静かに禅の修業を瞑想する?紅葉の名所として知られる圓光寺は、栖龍池(せいりゅうち)を囲む庭園「十牛(じゅうぎゅう)の庭」は、禅の修業の課程を表しているといわれている。
三要元佶(さんようげんき)和尚が開基した庭園「十牛(じゅうぎゅう)の庭」は、禅の修業の課程を表している圓光寺・本堂へ上り書院の縁側には赤毛氈の上で静かに禅の修業を瞑想する? 庭園へ一歩足を入れると、水琴窟の澄んだ音も聞かれ、柄杓(ひしゃく)で水を落し、竹筒に耳をつけると琴の音に似た涼しい音を聞ける。栖龍池(せいりゅうち)は、洛北一の古い池といわれている。
1601年(慶長6年)に徳川家康によって開かれた比較的新しいお寺である。 京都伏見に開いた学問所を起源として、足利学校から招いた三要元佶(さんようげんき)和尚が開基した。始めは伏見の地にあり、のちに相国寺山内を経て1667年(寛文7年)に現在の地に移った。
圓光寺は紅葉の名所として知られている寺で家康は武士や僧侶に仏教ではなく儒学を習わせた徳川家康はこの寺で武士や僧侶に仏教ではなく儒学を習わせたとう。教学の一環として孔子家語、貞観政要などの書物を発行しており、圓光寺伝来の「伏見版木製活字(国重要文化財に指定52,230個約400年前)」を与えて多くの書物を出版させている。
栖龍池(せいりゅうち)は、洛北一の古い池真っ赤なモミジと青竹使用された木製活字は現存する活字としては最古といわれ、これまでに使用された木活字が現存していて宝物庫で見る事ができる。
鐘楼のモミジもオレンジ色に彩づいている水琴窟の澄んだ音も聞かれ、柄杓(ひしゃく)で水を落し、竹筒に耳をつけると琴の音に似た涼しい音を聞けるお寺ではなく確かに学校の現れでいまも大切に保存されている。本尊は千手観世音坐像が本堂に安置、南禅寺派の禅寺として公開されているが、一時は尼僧の専門道場であったが今は南禅寺の研修道場として使われている。
圓光寺のカマキリ(左端)さんも紅葉がみたい・・・圓光寺の花頭窓から紅葉を愛でる円山応挙が描いた重要文化財の竹林図屏風六曲一双などを寺宝として所蔵している。
<圓光寺>
住  所:京都市左京区一乗寺小谷町13 電話:075-781-8025
拝観時間:9:00~16:30
拝 観 料:大人500円(障害者手帳400円)
交  通:叡山電鉄「修学院駅」徒歩25分
               市バス 5系統「一乗寺下り松」下車徒歩10分

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