2012年5月17日木曜日

葵祭 加茂街道

つづく・・・16日、雨で1日遅れの葵祭は京都御所を10時半にスタートし、爽やかな初夏のフタバアオイを風に揺らせながらゆっくり静かに進み、糺す森を経て下鴨神社に昼ごろ着いた。
斎王代の亀井さん俗に御所車という賀茂川沿いの加茂街道は平安絵巻の新緑もまぶしく絵になる風景、その典雅な行列は遠く平安時代から続いている。
これも風流傘祭列を豪華にする風流傘葵祭は近衛使代を中心とした本列と斎王代に従う女人列に分れ、本列を男性、斎王代は女性、総勢5百余名、馬36頭、牛4頭、牛車2台、斎王代が乗る腰與(およよ)1台からなる行列は約1㌔、京都御所から下鴨神社、加茂街道を通り8㌔の道のりである。
葵祭りの斎王代のヒロインの衣装は十二単でその重さは13㌔にもなるという。斎王代に仕える少女は童女(わらわ)と呼ばれ、行儀見習いで宮中に奉仕、斎王代と同じ袙扇をもち腰與に従った。
騎女(むなのりおんな)女人列の先頭は白丁(はくちょう)の持つ花傘の下に女官、内侍(ないし)、つづいて食事や掃除等を司どる女官、女嬬(にょにゅ)4人、さらに命婦2人、女嬬4人が従った。 女官が先導する斎王代列が続き、斎王代が乗った腰輿(およよ)が近づくと、加茂街道に集まった大勢の観光客からひときわ大きな拍手があがった。
笑顔が素敵だった彼女十二単(ひとえ)に身を包み、フタバアオイと金銀の金具で髪を飾った斉王代を見つめる観客からはため息がもれた。 ところで、主役は斎王代と思われているが、天皇の使者として赴く者として祭りの主役は勅使代である。
最後は斎王代の牛車約1㎞におよぶ行列は、加茂街道を通って御薗橋を渡り上賀茂神社までの約8㎞の行程をゆっくりと進んだ。京都御所や両神社の有料拝観席もよいが、華麗な王朝絵巻を真近で撮影できる加茂川沿いが気に入っている。

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